今朝も快晴!まぁ予定通り、今夜も・・
さて南風が心地よく吹く中、半月に照らされて北西の低空にスワン彗星を・・
どうも導入する基準の星を間違えたらしく
ってカペラを間違える輩がいるのか?と疑われる状況です。
撮影していて、主鏡の向く先を、筒の後ろから延長線上にみると
予定はカペラの右下辺りのはずですが、かなりカペラの下に向いています。
変だよな~と自宅に帰り、プラネタリウムソフトで確認
自分の記憶に間違いはありません。
如何にも写している領域は見当違い、で、今更・・カペラを再導入して彗星へ。。
今度はあっさりと彗星がフレームに入りました。
が・・・フレームに拡がる黒い影、それがこちらです。
2020F8 SWAN 彗星と電柱・・05月30日宵
彗星は黒い影(電柱)の左端、少し上方にあります。ぼんやりと南北にかすむ星雲のように。で、電柱はこのあと、どんとんとフレームの中央へ進出。通り過ぎるまで待つしかありません。電線の地中化を推進する政策に賛成したい気持ちです。田舎でも・・。結局、待つこと 10分ほど、最終的な一枚はこちら
2020F8 SWAN 彗星 05月30日20時49分 ISO3200 20秒 10枚合成 MT160+レデューサー
最初の一枚から彗星を中央に移動して撮影しています。核らしき輝きは認められません。全体として星雲のような感じで写っています。明瞭な輪郭もないので彗星基準の合成は見送りました。撮影する環境は宵が10度ほど、夜明けだと 5度以下。今の時点では「宵」のほうが撮影するチャンスに恵まれそうです。それにしても・・淡いですね~、同じ機材で写した月と比べると、案外と大きな物体がそこにあることがわかります。
月 05月30日20時59分 ISO400 1/400 合成なし MT160+レデューサー
私の撮影環境は、実はかなり悪く・・北西 = 工業団地の水銀灯 + 街路灯 が乱立しています。なので、環境のよい場所で写せば、かなり明るく写る可能性があると思います。長く尾を棚引く姿には程遠いですが、一枚記念にとることは、機材さえあれば誰もが出来そうです。さて、今夜・・カペラを間違えずにもう一度トライしてみよう!