nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

今更ですが、C/2019 U6 Lemmon 彗星 予習

今朝も曇り空、St に隙間が多く、その上の Sc が見えています。

予定では午後は晴れ間もでるはず、昨日は一日、気温も上がらず寒々でしたが

今日は日差しを受けて、暖かく感じるかも知れません。

もし晴れ間が宵の内まで続くなら、おおぐま座 NGC2814 に現れた超新星候補でも。

さて、日食が起こった 21日・・夏至を過ぎて、太陽は反転して天球上を南へ

これからは日に日に、秋の夜長へと邁進です。

その前に、目先の曇天と雨をどうにかしてよ!って感じですが

田畑を潤す恵みの雨と思えば、皆さんが喜ぶので致し方ありません。。

静かに、もう少し待ちますか・・出来れば月がほっそりしている内に星空を。。

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       C/2019 U6 Lemmon 彗星の動き(我が家のイメージ)

南西日本ほど撮影環境のよい彗星です。我が家では、6月25日・・日没後 1.5時間あとでは、仰角はわずか 4度ほど。これが九州などへいくと、我が家と同じような空の暗さになるころは仰角 10度ほどあります。沖縄本島などなら更に高い位置に彗星をみることが出来ます。なので南西~西の方角が地平線まで見通せるような環境ならば、すでに撮影することが出来るかも知れません。いずれにしても彗星は次第に高度をあげてくるので、我が家でも。。と思いますが、何よりこの方角には北の都「札幌市」があり、人口光の温床が空を明るくしています。月光との兼ね合いでいえば、6月28日は上弦の月が「おとめ座」に、当然、その後も太って明るくなります。宵空に月光の影響がでないのは、7月7日の七夕以降かな・・ただ、その頃には彗星の高度は上がるものの光度は下がります。近日点を 6月18日に過ぎています。撮影するなら月光の影響が小さい、あと数日がチャンスなのでしょうね。まぁ我が家では、まったく目途が立たないので気長に待つしかありません。なので・・今更、やっつけ仕事のように一応作ってみました。そんな感じです。

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 鷹 06月22日午後、久々に庭へ舞い降りましたね~。お昼ご飯をゲットした様です。