今は、いつもと同じ St 曇り。少しだけ青空が透けています。
九州の局地的な豪雨で球磨川が氾濫、山間の施設などで多くの命が奪われました。
被害に遭われた方のご冥福を祈ります。また不明者がはやく帰ってくることを。。
結局「特別警報」は出されましたが、今回も人の命を救うことは出来たと思えません。
なんのための防災情報なのか、もう一度検証し「運用を改める」べきです。
気象庁と河川局が共同で「指定河川洪水予報」を発表します。
気象庁は球磨川の流域に降る降水の実況と 6時間先までの予想雨量を提供
河川局は、そのデータ等を元に河川の水位を 6時間先まで予測をし
気象庁と河川局が共同で、危険度に合わせて予報を発表します。
今回の事例では、特別警報が発表された午前 4時50分よりも、数時間前には
球磨川流域で水位が堤防を越える可能性を知り得ていたはずです。
なのに「特別警報」は、それから少なくとも数時間後の発表です。
簡単にいうと「レベル5」になるのを知っていながら、災害が発生するまでダンマリ
これでは破堤して洪水になることを知っていながら住民を見殺しにしたのと同じです。
局地的な現象は予測も難しいのは事実ですが、最善を尽くさないと
国民の生命財産を守るのが使命でしょうが、心が痛みます・・。そんな思いを抱きながら
2020F3 NEOWISE 彗星 07月05日02時40分 135mm F2.5開放 ISO400 10秒 固定
同 ピクセル等倍でトリミング
自分の出来ることはやる。ということで・・勝手に体が起きる午前 1時、窓の外をみると「月と木星」が見えました。もしや?と思い、北の空を確認。北極星が見えます、下着のまま外へ。。上空の薄い雲が空の半分位、そして St が散在しながら飛んでいます。ぐるりとみるとカペラ、カシオペア、北斗七星、案外とみえています。で・・その1時間後、窓の外。。べったり St 曇り、ふ~っと溜息。やっぱり駄目かい。。でも可能性はあるかも・・とその 30分後、今度は月が薄雲の向こうにみえます。St はありますが、隙間も確かにあります。ならばチャンスあり!で、赤道儀をセットする時間はないので「カメラに三脚」で出動!外へ出る前にステラナビゲーターで 135㎜で写すにはどうすれば・・と急遽予習。それによるとカペラを左端にいれて、その後地平線まで下げれば彗星は入るはず。。その通りに行動して、最初の一枚が上のものです。写してすぐに彗星を認めました。薄雲越しですが尾が伸びている雰囲気も伝わります。ちょっとフレームを下に向けすぎてしまいましたが、目がまだ暗さに慣れていなくて地平線がわからずに AY 法で写したので。。下は、上の画像からピクセル等倍でトリミングしたものです。流石に 10秒の露出時間では光跡となってしまいましたが、尾の伸びている様子はよくわかります。少し思いが叶った夜でした・・。何時も思うことですが、色々なことで自分の意志とは関係なく、戦争や事故や自然災害などで亡くなる方がいます。生きているなら、その方々の思いも受けて自分の出来るベストを尽くさないと。。チャンスは誰にでもある。神は乗り越えられない苦難は与えない。色々な意味で負けずに生きていきましょう。