今朝は曇り空でしたが、段々と青空が増えつつあります。
さて昨日は令和 2年、最初で最後の天体教室でしたが、どうにか参加された方々に
念願の惑星(木星・土星・火星)を望遠鏡で見ていただくことが出来ました。
雲が多く、時折雲に隠れることもありましたが、目標は達成です。
気が付いたことは、人によってピントの位置が違うこと。。
「私、目が悪いから・・」と、ぼんやりとしかみえない様を伝えてくれた方には
眼鏡を外し、裸眼で接眼レンズの正面から見ていただき、私がピント調整
「なんだかボケて来た様な・・」で反対にピントノブを回すことしばし
「あ~見えました!土星、輪が見えます!」・・ほっとしました。
火星の色は何色?には、黄色・オレンジ・月の様とか、下側が少し赤い黄色など様々
事前に火星をみるために望遠鏡を置く位置の点検も済ませ、無事みえてほっとしました。
次は来年!と伝えると「絶対来る~」「楽しかったです、また来ます」の声
開催の 3時間前から準備をした甲斐がありました。
参加された皆様、ありがとうございました。
NGC2336 きりん座 棒渦巻銀河:SBbc 10.5等 09月29日03時52分 ISO6400 30秒 22枚合成
もっと輝度が高ければ綺麗な姿に見えそうですが、案外と中心部を除いて暗く感じる銀河です。きりん座には先日UPした NGC2146 を含めて多くの銀河が輝いています。この銀河も幾つもの星が銀河に重なっていて、運が良ければ超新星も・・と思いますが、少なくとも撮影した時点では、その姿はありませんでした。超新星という話題では、10月2日に 18.6等星で「かに座」の極小な銀河に現れた超新星が、10月9日の観測で輝きのピークの 1週間前の状態だと報告がありました。まだまだ明るくなるようです。位置などは
AT2020urj (= ZTF19aarmtgu) discovered 2020/10/02.463 at R.A. = 08h06m36s.861, Decl. = +10°27'26".85 Mag 18.6:10/2, Type Ia (zhost=0.041831) (host anonymous galaxy) (References: ATEL 14082, TNS, ZTF observations) です。
輝きが増すと、その光の中につぶれてしまうほど小さな銀河ですが、チャンスがあれば写してみたいですね。
スピカ望遠鏡 2連装 on TS90型赤道儀・・無事、一台で木星・土星を見られました。
その先に DOB GOTO12 ・・仰角 18°まで火星が上がれば見える位置にセット
密を避けるために、家族ごとに星空解説→観望→星空解説→観望としました。来年は、どうなるのでしょうね。。普通にみんな一緒にワイワイ出来れば良いな~。