今朝は良く晴れています。
昨夜は西海上に雲が沢山残っている中、出来るところまで・・
結局、日付が変わる前から層積雲（Sc）が増え始め、西をみるとべったり
上空を覆い始めてギブアップしました。
谷が抜けた後で大気の状態が悪いかな？と思っていましたが、案外と状態は良く
火星の表面の模様や木星の大赤班も見ることが出来ました。
今日、ゆっくりと画像処理をします。
今日は気圧の谷が通る予定、既に西海上には雨雲
気象台でも今夜以降の寒気の流入「雪」に注意喚起をしています。
標高の高い峠、山間部、積雪状態、交通障害に注意！皆さん安全運転で・・。
SN2020uyn in PGC2302212 こと座 10月09日20時11分 ISO6400 30秒 20枚合成 C14+れ
同オリジナル領域 上はピクセル等倍でトリミング 超新星は赤縦横線の交点
10月5日に発見された超新星、タイプは Ⅰa-91T となっています。極小さな（遠い）銀河に輝いていて、一見すると彗星の様にもみえます。発見時は 16.9等となっていましたが、ほぼ同じ明るさでした。この夜に板垣さんが発見した超新星は発見時の 16.5等から増光が顕著で最新の観測では 14.2等となっています。同じ Ⅰa タイプですが、この星は少し違うのかも知れません。
AT2020uyt in ? わし座 超新星候補？ 10月9日19時13分 ISO6400 30秒 16枚合成 C14+れ
同オリジナル領域 上はピクセル等倍を 50%縮小してトリミング 候補は赤縦横線の交点
こちらは 10月6日に発見された超新星候補、まだ正体は不明です。が、確かに既存の星（Wiki Skyで見える）ではありません。天の川の真っただ中、こんな場所を捜索して検出するのは以前の画像と比較する処理が自動で行われているからなのでしょうが、小さな星、凄いですね。まぁ毎夜報告のあるものは 20等級前後が多いですが、それも人類を守るため・・地球と未知の小惑星との衝突を未然に防ぐため、壮大な計画です。それでも月と地球の隙間を通り抜けるものが年に数個、発見時にすでに通り過ぎているものも？衝突により一つの都市が消失する程度の小惑星も見過ごしていることも事実です。地球規模で影響を受ける大きさ（直径 数キロ）だと、太陽系外から来るか、初めて太陽に向かって近づくか、そこに不安が残りますが、それ以外は全て観測済みだと言われています。何気ない生活ですが、世界のどこかで人類を危機から救う人がいるんですね～。皆さん、ありがとうございます。
夕景 10月13日16時39分 この低い場所にある雲、このあと上空へ来るの来ないの？
