今朝は曇り空、札幌周辺では時雨の雲が海上から入って雨・・。
その雲、午前中に我が家上空を通過する予想。も雨雲が弱まる予定
パラリとくれば、精一杯だと踏んでいる。全体を通せば「曇りのち晴れ」かな
さて天気の崩れも回復も、自分なりに予想が立つので星空予想をしているけれど
この先 10日間は、星空は皆無の予定
そんな中、唯一晴れるかも?の今日未明。金星も雲に隠れながらも低空は晴れ
おとめ座で 8~9 等級に光度が上がっている彗星を追ってみました。
目標 C/2020P1 NEOWISE 彗星 10月31日04時35分 ISO3200 3秒 20枚合成 135mm F2.5開放
同 反転強調・ピクセル等倍でトリミング 彗星は赤〇の中に・・
結論から言うと・・タイトルの通り「写りません」でした。11等星位までは識別できるので、彗星は淡いか、低空のために暗く写ってしまっているか。。この彗星、太陽に最も近づくタイミングを過ぎていて、今後も高度も上がらず、光度は暗くなる一方。ということで、これが私の写せるだろう最後のチャンスでした。結局、記録は残せませんでした。さてこの一枚を撮るのに、起床は午前3時55分。ちらりと窓の外をみるとシリウスが霞んで、西の低空は札幌の街明かりをうけた雲・・。ダメ元覚悟で外へでると、アークトゥルスが見えています。前夜のシミュレーションでは、アークトゥルスと「おとめ座 ε 」を基準にフレームを彗星に合わせることが出来る。ところが ε 星が雲の中!!仕方がないのでアークトゥルスのみを頼りに適当にパチリ・・星図のイメージは持ち得ていないので合っているのか、合っていないのか?判断が出来ません。玉砕覚悟で一枚 3秒で 21枚撮影、その後はアングルを変えては撮影を繰り返し、終わってみれば、彗星をフレームの中に捉えたのは最初のものだけ。なんと運が良いのか・・でも、彗星の姿はみつけることが出来ませんでした。本州でとらえた方からは「光度は言われているよりもずっと暗く、拡散している。」とありましたので、固定撮影 3秒では仕方がない結果かも知れません、残念。。
追記 10月28日にオーストラリアの彗星観測家が 12.5等と報告しておりました。写らなくて当然の様です。