nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

V1112Per(Nova Per 2020)その後 1/6

今朝は曇り・・札幌では雪になっている様ですが我が家には届かず

風も穏やかで、のっぺりとした鉛色。

天気の予想資料をみると、案外と雪の降る時間帯は短く、大雪には遠い様子。

でも風は昼頃から北寄りの風が強まるので、地吹雪や吹雪模様もありそう

最も悪いのは、資料が満点ならば明日の未明~朝、前の見えない猛吹雪に・・。

あ~また観測小屋の中に雪が吹き込む。。救いは、それも一時で回復すること

明日は早朝を除けば、風が強いが案外と晴れ間の出る、地吹雪主体の天気らしい。

当たるのか?西岸小低の動向次第なので、ちと怪しいけれど。。

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 V1112 Per (Nova Per 2020)01月06日21時07分 ISO6400 20秒 10枚合成 C14+レデューサー

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           同 2020年12月06日19時47分 撮影

釧路の上田さんが昨年 11月25日に発見された当時は新星、今は変光星扱いの星。その後、どうなっているのか?写してみました。世界の観測によると 11月30日に 8.24等で極大を迎えたのですが、さて???昨夜はかなり暗くなっていました。先回(12/6)私が撮影した時は、このフレーム内に光度を見積もるための比較する適当な星はなかったのに。。今回はわんさかあります。見積もった光度は 11.5等・・変光星の扱いになっているので、何時かまた明るくなるのでしょうね。さて暗くなったり明るくなったりの変光星・・あの星は?ということで、何時ものベテルギウスによる目の検査。おっ明るくなった!と感じました。プロキオンには及びませんが、アルデバランより優位にみえます。ということで「0.5等」と見積もりました。って、世界のデータではどうでしょう

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   ベテルギウス ライトカーブ by AAVSO HP (~1/6 二年分) VIS & CCD

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                 同 CCD のみ

AAVSO に集まっているデータからみると、0.2等ほどの明暗を繰り返しているよう。最近は、0.6等弱に CCD データでは示されている様です。VIS データは、CCD に比べばらつきが大きいですが、0.6等を上回るデータも報告されているので、0.5等という見積もりも、まんざらではなさそうです。毎日見ていると、少しの変化に気付かないことも、少し間隔をあけてみると「う~ん、何か違う。。」と感じることが多いと思います。興味のあることは案外と記憶の深い場所に残っていて、しばらくぶりに引き出しから出すと、小さな違いに気付くのは「脳」の不思議なところかもしれません。

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   夕景 01月06日16時05分・・予定通りも、このあとが散々な夜に。。ふ~