nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

NGC1582 ペルセウス座 散開星団 & 真っ白

今朝は吹雪・・も、無駄とは分かりつつも除雪

玄関を開けると膝までの吹き溜まりで埋め尽くされ、まずどかさないと前に進めず

外を見渡すと吹き溜まりと地面のコントラスト

風が強くて、風の道では雪が飛ばされ、風の弱い部分にしか雪が積もりません。

除雪しても 30分もすれば元通りになるのが悲しい処

雪が止むまであと一時間ほど、青空がのぞき始めたら、また除雪です。

除雪中は、風下から風上へ進むものだから

除雪機が飛ばした雪も顔に戻り痛い & 前が見えない。天に向かって唾を吐くようなもの

それでも、こなさないと運悪く客人が来れば、車ごと吹き溜まりに突っ込み・終了

そんな迷惑だけはかけられないので「除雪しない」という選択はありません。

北海道日本海側の冬、まぁ仕方がありません。これも年中行事みたいなもの・・。

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  NGC1582 ペルセウス座 散開星団 7.0等 01月06日21時12分 ISO6400 20秒 10枚合成

昨日UPした V1112 の光度比較用に・・と、この夜の最後に撮影した天体です。星の色が残る程度に仕上げてみました。オレンジと青白い星がコントラストを作っています。で・・この夜、夕方の空は綺麗に晴れていたのに暗くなるにつれ「層積雲( Sc )」が拡がり空を覆ってしまいました。薄明が終わる時刻から南西の空に低く、でも明るくなっている。という 141P Machholz 彗星を撮ろうと考えていたのに、全く写せる気配のない空、火星すら見えない空に落胆。。しかも空は雲が減っても、また湧くように流れてきて上空へ & 尾流雲なのか?融けて濃淡のあるベールの様な雲もセット。昼間、頑張って小屋のルーフを開けられるようにしたものの、開ける必要すら感じない空が続きました。でも・・雪が降っている訳でもないので開けちゃうんですけどね。ちょっと雲が減ったな~と思ったら撮影強行!その繰り返し、まともな撮影が出来ません。ようやく晴れたと感じたのは午後 8時30分頃から、おぉ~待ちに待った空!も、なんと 30分余りで終了でした。これが、そんな夜の締めの一枚。。2021年、今年も散々な年になりそうかな、と思わせる。そんな事始めでした。