今朝も定番、St 曇り。。少し涼しい位の南風
さて・・人知を超える様な痛ましい災害が発生しました。
あの規模をみると、普通の土石流では恐らくなく
一度、規模の小さな土砂崩れで上流に堰止湖がつくられ、その後、新たな土砂崩れが発生
一気に溜まった水と谷に流れ込んだ土砂が流れ出した。とみるべきでしょうか
いずれにしても多くの方が一気に襲われて行方が分からなくなっています。
どうか、一筋の光が射すように救える命があって欲しい。そう願うだけです。
一方で北海道では宇宙を目指した民間ロケット、高度 99km に達しました。
これまで幾度と失敗を重ねたことで、基本的な見直しを経た最初の打ち上げでした。
目標の高度 100km には一歩及びませんでしたが、十分な成果を上げました。
努力を重ねた皆様、おめでとうございます。
同じ一日・・天と地とは、このこと。誰もの夢が繋がるように救いの手を
NGC6674 ヘルクレス座 棒渦巻銀河:SBb 12.1等 05月15日01時29分 ISO6400 30秒 10枚合成
新星のみつかったヘルクレス座。その新星は少しづつ暗くなっていますが、まだまだ世界の注目の的です。最近では「ネオン星・・色々な波長で観測しましょう!」と呼びかけが続いています。そんなヘルクレス座にも銀河はあります。この銀河は、見掛けの大きさも大きく、それなりの姿に写ります。少し斜めに眺めている感じなのか、銀河というより宇宙に浮かぶ「目」の様にもみえます。見ているのか?見られているのか?どちらの価値観が正しいのか?物事には色々な見方があります。今般の熱海での事象は、気象庁としては現状で出来るだけの情報を手当(熱海市に土砂災害警報を発表「レベル 4 」)しています。受け手の自治体は、土砂災害警戒域(振興局&自治体で指定した警戒域)に対して災害発生を念頭に、近隣の住民に避難指示を出します。今回の場合は、自治体から「要援護者避難指示(レベル 3相当)」の対応をしています。。先般、住民の避難に関する情報が改定され「避難勧告・避難指示」が統一され「避難指示」になりました。レベル 4 =住民に対して避難しなさい。という意図に基づくものです。あるアンケートに「空振りが恐い」という回答が多く寄せられています。広範に避難指示を出した場合の住民に対する責任が大きくなる。もちろん避難所の開設等々、自治体の負担も大きくなります = 予算も必要となります。北海道の気象台では昔から自治体との連携を模索して色々なアンケートを実施しています。その中の回答で多いものは「空振りでも良い」「実際に災害が発生した場合を考えると、まず避難」、そう自治体担当者から伝えられています。なので状況(危険度)を自治体と共有するために悪天時に直接コンタクトもしています。災害発生の切迫度が伝わらなければ、自治体が行動を起こしずらい。それを後押しするためです。気象庁本庁が考えた「線状降水帯情報」、もしこれが熱海を含む静岡県に出ていたら、もしかすると自治体の行動は変わっていたかも知れません。むしろ出さなかったことで「安心情報」になってしまった可能性も否定できません。だから・・中途半端なものは「止めろ」という結論になります。人を見殺しにするような考えは捨てて、もっと丁寧な情報発信をしないと。。
夕景 07月03日19時10分 雲の中へ沈んで行きました。