nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

IC239 アンドロメダ座 棒渦巻銀河

今朝は曇り空・・湿った気流が吹きつける登別方面では既に雨

天気は下り坂、今日は次第に全道的に風や雨が強まり、大荒れになる所も。。

さて科学館で開催する天体教室・・来年の教室開催の参考資料を作成中!

明日持参して来年の計画をざっと決めます。

来年の目玉は・・11月8日に起こる皆既月食、12月1日に地球に接近する火星位なもの

夏の風物詩、ペルセウス座流星群は満月の中、明るい惑星は 9月を過ぎる頃に顔を・・

金星は、ほぼ明け方の空に。。他の惑星も明け方に見える期間が長い。。

余程のマニアなら 11月8日の月食に合わせて起こる天王星食も、ただ時間が遅い。

夏休み中にみられるイベントも目立つものは無く、なかなか厳しい年となりそうです。

北海道日本海側、季節も進むと冬型の気圧配置で晴れる確率がグンと下がる

新たに発見される彗星でも現れないか?なんて無いものねだりを考えてしまう程です。

地味だな~~

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   IC239 アンドロメダ座 棒渦巻銀河:SBc 11.2等 10月13日23時08分 C14+れ

淡いながら渦を巻く姿と重なる様に輝くオレンジ色の星がアクセントとなって「天体写真」らしい雰囲気の一枚になります。先日の月食をメインにした天体教室では、秋の星座探し・・として、ペガススの四辺形。。そこからアンドロメダペルセウス・くじら・カシオペア・ケフェウス・・と一連の物語を紹介しつつ星座を巡りました。神話の世界は大人の方でも耳にしてくれるので助かります。外に出れば夏の大三角もあって織姫と彦星、七夕物語も一緒に紹介できます。どうして一年に一度しか会えないのか?クイズにして記憶に刷り込みます。スバルも兄弟星、青いガスは揺りかご。。と、そばのヒヤデス星団も同様の星の集まり、その違いを説明して見かけの大きさなどを理解してもらいます。今夜の空も来てくださった方々とも、もしかすると一期一会・・一つでも記憶に残れば、それで十分です。赤い月・スバル・etc 何を心にしまって帰ったのでしょう。。来年、また来てくれるかな??