nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

ほうき星 22P Kopff 18回目の回帰

今朝は曇り空・・少し高い雲も、やはり鉛色

さて家族が亡くなり役所関係の手続きに追われる日々が始まります。

幸いなのか葬儀が金曜で、土曜・日曜と役所がお休み = 手続きもできず休養

今日からは鉢巻を締め直し、まぁ出来る範囲で。。

ただ 7日以内にせよ!と云われている役所関係、明日がその 7日目

も・・明日は初七日。午前に住職が来られるので姉と母で読経を、手続きはその後から

生きるのも死ぬのも大変ですわ。。

    22P Kopff 彗星 07月26日01時09分 ISO12800 30秒 13枚核基準合成 C14+れ

小さな彗星です。最近の観測では 13等級後半と云われています。微かですが淡い尾が右下に扇状に伸びている様です。さて、この彗星は周期彗星・・Kopff さんに 1906年 5月 3日に発見され、それから 18度目の回帰を迎えました。太陽を一周する周期は 6.39 年、私が生まれる前からクルクル回り、私がこの世に生まれてから 9回目の回帰となっています。ある意味、人類の歴史を遠くから・近くから眺めている存在なのです。今般 NPT 会議が開催され本邦首相が「核を使用すること」が人類の未来を奪う。。と演説します。まぁ本来であれば人類の未来にとって「核(兵器)」そのものの存在が脅威な訳ですが、自身の身の安全を米国の「核」によって保持している身では、核の放棄を強く訴えるのは「二枚舌」・・それぞれに立場、道理と本音があるのが事実。その核も含めてロシアは凶行に走る可能性すら口にしています。この彗星は、第一次・第二次世界大戦の様を宇宙からみています。そして今、事実上の第三次世界大戦を見守っています。もしかすると、その歴史を知る自分にも何かできる事はないのか?そう思いながら涙しているかもしれません。その涙が淡い尾となって輝いている。そんな気がします。尊い平和の意味を一番知るのが宇宙(そら)を駆け巡る人達、失われる命、一筋の光となって空を流れる流星も、また人の営みの果て・・。