今朝は快晴!・・なのですが、南風
風に弱い ドブソニアン 経緯台には辛い環境でした。
なので風上に車を置いて、風よけの衝立を立てて、更に私が人間衝立になり
夜明けの彗星と超新星が現れた銀河を写してみました。しかも超低空 & 薄明始まる
風で揺れる鏡筒で、コマを重ねて写すものの
使えそうな(かなり甘い判断で)コマを選らび、その数写したコマの半分 9コマ
で DSS で星像を判断する基準を下げて処理、結局、合成に使えたコマは 3コマ
まぁこれでも上出来、あの風の中で望遠鏡を振り回すこと自体が不思議
という事で目標にしていた超新星を画像にすることが出来ました。
SN 2022 xxf in NGC3705 しし座 10月21日03時48分 ISO6400 13秒 3枚合成 DOB GOTO12
同 比較画像 C14+れ ピクセル等倍でトリミング(上も同処理)
画像の上が北に近づくようにオリジナルを 90度右に回転させてトリミングしたものが上の画像、超新星は銀河中心部に接する星の少し外(右)にある光点。光度は 14等ほど、撮影時の高度は 10度をわずかに超える程度の低空・・。むしろ、この場所にある銀河を写す板垣さんの凄さを感じました。発見された 10月18日未明は月もまだ明るい空・・何時もながら衝撃的です。改めて発見、おめでとうございます!
夕景 10月20日16時29分 雲の向こうへ、日没はもう少し先
NGC3705 DOB GOTO12 1500mm 直焦点 オリジナル画像(左側が、およそ天の北)