nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

りょうけん座 子持ち銀河 M51 MT160 で

今朝は薄曇り?薄いベールで覆われているような?遠くの山をみると湿っている様な

予定通り明日(13日)は荒れた天気、発達した低気圧が強い雨、強い風を我が家にも・

気象台からは暴風や高波、大雨に対する注意・警戒を呼び掛ける情報が出ています。

と云っても、失礼ながら大して皆さんの行動は変わりません。

ただ公共交通機関は、特に鉄路は運行を見合わせるレベルなので少なからず影響が。。

それに比べて航空路は、余程台風でも接近しない限り運航は取りやめません。

精々、条件付き運航で出発しても現地に戻るか、代替え空港へ着きます。

代替え空港への着陸を「ダイバート」と業界では言い、降りる空港は決められています。

それでも遠く 3.11 では、その空港自体も使えなくなり

上空に取り残された各機の燃料の残量、着陸に必要な滑走路長、現地の天候で

優先順位をつけて順次降ろしました。

上空にいた全ての航空機が無事に滑走路へ着陸した際には、何とも言えない安堵が

色々な所で色々な方が、国民を、貴方を守っています。

個人の自由だからと言って、傍若無人に何をしても構わない。とは思わないで下さい。

新型コロナの再拡大における行動も、注意を呼び掛ける荒天時も・・

必ずどこかで誰が貴方を思っています。

M51 りょうけん座 Arp91 NGC5194 & NGC5195 10月26日04時38分 ISO6400 30秒 10枚

直径 160mm の鏡で集めた光をカメラのセンサーで受けて一枚の画像に、それを画像処理ソフトで 10枚合成して 300秒の光を集めた一枚の画にします。この天体は、撮影時刻から想像してもらうと「春」の銀河になります。北斗七星が空に高くなる頃、この銀河を撮る環境が整います。なので秋に撮ろうとすると夜明け前に。。まぁ普通に冬の終わりから春に撮れば良いのですが、その季節季節の時刻で写せる天体は移ろうので、それに合わせて。。さて、この銀河は二つの銀河が接近して相互作用を及ぼしあっています。二つの銀河をつなぐような光の回廊があります。また小さな銀河の方は、大きく姿が乱れていて大きな銀河に振り回されている。そんなイメージもあります。最近の研究で一見して小さく見えても取り巻く暗黒物質「目に見えないダークマター」が多ければ、見かけ以上の質量を持つ可能性があり、上の様な銀河どうしも必ずしも大きな銀河が作用中心になっているかは怪しい、場合によっては見かけが小さくても大きな銀河を取り込む、振り回すことも出来るのでは・・と言われています。裏に隠れた存在無くしては真実は語れない。という事かも知れません。先日、自宅の火災で亡くなった孤高の投手「村田兆治」さん・・子供との約束、野球伝承の夢、色々な物が目に見えないもので潰されてしまったのかな?と、孤高ゆえに・・誰かが話を聞いてあげれば、明日はあったのだろうに、守ってくれる人が目の前にいるとわかれば。。悲しいです。