nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

準惑星ケレス 写してみました 3/14 夜

今朝は快晴?北側の山々は稜線までみえますが

西側は???微妙に霞んで見通せない・・まぁ一応、晴れ!

そして昨夜は予定通り星空、の予定が、何度か上空の雲が通り星が霞んで消える。

それでもやり過ごして月が顔を出すまで風も穏やかに撮影が出来ました。

月が出る頃には、晴れる = 内陸が冷える = 冷気が吹き出す。と風も少し強まり終了

夏の大三角、残りの頂点 アルタイルを見ずに家に入りました。

夜空は既に夏に差し掛かっています。今年は、去年にも増して雪解けも順調

ウクライナ穀物輸出もロシアは許して世界へ。。でも、小麦の輸入価格は上昇傾向

まぁ贅沢は言えません。日本人は飢餓に苦しんでいる訳ではないので・・。

 準惑星ケレス & M88(右) NGC4548 03月14日22時02分 ISO12800 20秒 16枚合成

撮影機材を C14+れ からケレス撮影のために MT160 + れ に切り替えて写しました。丁度、銀河の多い領域を進んでいるので画的に良い感じになってくれています。ケレスは 7等星・・中央上の明るい星がケレスです。準惑星というと暗い・遠いイメージになりがちですが、このケレスは昔から存在が知られていて「四大小惑星」の一つとして私も子供の頃から名前を知っています。かといって写した事、見たことがあるかと云われると、実は初めて写しています。小惑星は星の数ほど宇宙空間に浮かんでいて、いまだ未知の存在もある位、数が多い。多い = 普通の存在、特別でも無いので余り興味が湧かない・・そんな負の連鎖からこれまで写していません。そんな小惑星から準惑星に格上げ?されてちょっとだけ特別な存在になった星がケレスです。準惑星は全部で名前が付いたものは五つ、ケレス・マケマケハウメア・エリス・冥王星です。私が子供の頃は冥王星は惑星、ケレス(セレス)は小惑星でしたが、色々な天体の発見が続き、これらは準惑星というカテゴリーに仕分けられました。ケレスは直径が 900km ほど、冥王星は同 2400km ほどでカロンという衛星も持っています。。これからも準惑星・未知の惑星が発見されるかも知れません。これらは私の生きている内に起こる出来事かも!?未来は何が起こるのか?実は何も分かりません・・長生きはするものだ、と振り返る人生を。。

  参考 ステラナビゲータ 10 で、同時刻のケレスなどをシミュレートした様子