nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

来年の秋に 13等級へ 2022N2 PanStarrs 彗星

今朝は雨上がり、北寄りの風が冷たい朝です。

今は曇り空ですが、昼頃?昼過ぎ?に時雨の弱い雨がぱらつき、夜は晴れ!

今月 17日は「中秋の名月」、翌日が満月・・ということで

仲秋の名月は、ほんの少し東側が欠けています。

まぁ天気を勘案すると。。残念ながら 17日は曇り空、18日は晴れて満月日和かな

ついでに 18日は、準スーパームーン・・10月17日が今年最大の満月ですが

今月も限りなく、それに近いほど大きな満月

たまに、お月見は如何でしょう。

  2022N2 PANSTARRS 彗星 09月12日22時49分 ISO25600 20秒 19枚合成 C14+れ

まだ遠くにあるので彗星核基準合成を見送り、普通に恒星基準で合成したものです。彗星は画像の中央、少しかすんだ感じの星の様にみえていて、ほんのり西(右側)に閉じかけた扇子のような尾が伸びています。

この彗星は来年の秋に最も太陽に近づき明るくなります。が・・・その距離、火星と木星の間、地球と太陽の平均距離の 3.8倍の所を通ります。離心率は 1.0 以上なので、一期一会・・二度と太陽のそばに戻ることはありません。

丁度、その頃は、おひつじ座~すばる の辺りを移動していて、季節的に深夜にみることになりそうです。それでも日本からは観測環境の良い位置なので、多くの方がみたり、写真に撮影出来るはずです。

こんな風に何時どこで、どんな風に・・それが分かるのも軌道が正確に分かっているから「所謂、確報」に近いものです。むしろ自分の未来の方が不確かなものだと思います。その不確かなもののひとつ

       かんむり座 T ライトカーブ by AAVSO (~9/14 約 160日間)

今朝のかんむり座 T です。今朝も大きな変動はみられません、さて未来はどんな風になるのか、それは何時???