今朝は薄曇り or 曇り 微妙なライン
昨夜は暗くなり始めの頃は晴れていたので予定通り彗星撮影
2023A3 紫金山 ATLAS 彗星 10月31日19時20分 ISO12800 2秒 17枚合成 135mm F5.6 固定
またも、お手軽撮影です。が・・それなりの姿を見せてくれています。街明かりがある中でも。。
街明かりの中に彗星と かんむり座(右下) 同日 18mm F5.6 8秒 固定
こんな感じの街明かり、かんむり座は右下辺りに α星などがつくる「おわん型」の星列、彗星は限りなく小さいですが、一応、左端ちかくに「尾」を引いた姿が認められます。で、かんむり座
かんむり座 10月31日19時19分 135mm F5.6 2秒 11枚合成 固定
かんむり座 T は、上の左端 白い縦横線の交点にあります。どうみても 2等星には程遠く
かんむり座 T ピクセル等倍でトリミング 数値は光度
ざっと 10.4 等と見積もりました。少なくとも爆発的増光は届いていません。そのライトカーブ
かんむり座 T ライトカーブ by AAVSO (~10/31 約400日間)
可視光域相当の緑をみると、およそ 10.5等よりも明るいので、まぁそんなものなのでしょう。
さて今回の変化(低極)は、少なくとも前 400日間の中では見られない変化になっています。
特に紫外線域(青)は、これまでの低極で観測されていた 12.0 等よりも明るい光度で反転、増光に転じています。
まだまだ爆発的増光は近づいている。そんな感じです。