nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

明るく & 暗く NGC7620 ペガスス座 銀河

今朝は空の 7割ほど、月の姿が透けるほどの薄い層積雲に覆われています。

一応、晴れています。

昨夜はというと・・これが、晴れているのに雪が落ちてくる最悪の状況

薄い雲が周辺にあって移動中に落としているらしい。

観測小屋の雪は夜に入り落としたものの、雪はちらちら・・これが留めなく。

結局、大きな月も顔を出し、オリオンの光度比較をしただけで撤収となりました。

そのベテルギウス・・先回(1/7 夜)よりも暗く感じました。ざっと 1.5等かな

隣のオリオン座 γ星(1.64等)よりは、僅かに明るい印象を受けました。

写真はとれず、また今度に。。

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 NGC7620 ペガスス座 銀河:Galaxy 14.0等 09月03日21時08分 ISO6400 30秒 20枚合成

小さな銀河です。銀河系からは遠くに浮かんでいるのでしょうね。構造的には腕がなんとなく取り巻いている様に感じますが、大望遠鏡で撮影された一枚が見当たらないので、詳しい様子はわかりません。さて一昨日(13日)夜に日本人の野口さんが超新星候補を発見されています。現れた銀河は、おひつじ座 NGC1156 不規則銀河です。発見時の光度は 17.1等 2020uq と番号が振られています。まだスペクトル観測の続報がありませんので型の分類は・・ですが、おめでとうございます。我が家では星空は 17日以降・・どんどんと発見された新天体が増えていく一方です。時間の許す限り、写してみようと思います。

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                  参考 AAVSO HP より ベテルギウスライトカーブ 01月15日朝取得

nyancotan 家の星空予想 01月14日発表

モデルは安定しているが、通過する低気圧のコースが南北にぶれていて天気に影響している。19日頃までは晴れベースの日もあり雪の量も知れたもの。その後は低気圧に伴う雪が降る予想に 20日 および 期末なった。当然、通過後は冬型の雪も降るので、降雪量はまとまったものになる見込み。極端に強い寒気も入らないが、それなりの雪が降る。星空は今日深夜から数時間、18日頃に宵~翌未明と期待できそう。

日付     天気              星空予想  最高気温    気象要因
14日(*    晴れ時々曇り午後(一時雪        ×                   0       W & 小低 0~2cm
15日         晴れ時々曇り                                          -0         低関東通
16日(*    曇り時々晴れ午後(一時雪        ×                 -1       内陸高→W 0~2cm
17日*     晴れ時々曇り午後一時雪        ☆                -1       NW→内陸高 3~5cm
18日(*    晴れ時々曇り未明(雪                ☆                -0        NW→高 0~2cm
19日*     晴れ時々曇り夜遅く雪             ☆                -0       高→低接近 3~5cm
20日*     雪                                               ×                   2       低通過 15~20cm
21日*     雪夕方から時々曇り                 ×                -0       NW & 収束雲 10~15cm
22日*     曇り日が差す夕方から雪         ×                   3       W→低接近 湿5~10cm
23日*     雪昼前から時々吹雪                ×                   0       低北部通過 10~15cm
24日*     雪午後時々雲り                        ×                 -3       NW→WNW 10~15cm
★説明★
日付の後に付くマーク: ●=雨あり、小●=小雨あり、(●=ところにより雨、=雪あり
天気:nyancotan 家の天気
星空予想:×=星空見えぬ、★=未明&宵に星が見える、☆=未明or宵どちらか見える
最高気温:nyancotan 家の日中の最高気温
気象要因:天気を支配する低気圧などの補足
             ( WNW・etc:冬型の気圧配置など、Nツ=北の風強い、数値は降雪量など )
※ 毎日一回の発表です。修正は致しませんが、日々大きく予想が変わることがあります。
ちなみに・・nyancotan 家は、岩見沢市の片隅にあります。

NGC4237 かみのけ座 棒渦巻銀河

今朝は雪でしたが、今は綺麗な青空・・風もなく穏やかです。

まぁ今朝までに新たに 10cm ほどの雪が積もりましたので、当然、運動です!

ふかふかでしたが 10cm は、案外と時間を要します。

予定の星空は 15日未明って、明日未明ですね。

月は獅子のお腹に大きく輝き、微妙です。その前にちらつく雪がどの程度か・・

とりあえず今朝の雪は、観測小屋の屋根からきれいに落としましたが。。

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NGC4237 かみのけ座 棒渦巻銀河:SBbc 11.7等 01月14日03時41分 ISO6400 30秒 11枚合成

撮影日をみると・・直近?なんて思いますが、これはまだ平成時代に写した一枚です。今朝は雪だったので。。さて春になれば銀河が沢山輝く季節ですが、真冬のこの時期、超新星を捜索するなら深夜をまわる時刻に頑張らなくてはなりません。寒さと眠気との戦いです。でも、見つけた時のドキドキ感は、それらを一蹴するほどの感動を得ることが出来るのでしょうね。今夜は月が大きいですが、また頑張ってみますか・・。

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 夕景 01月13日16時06分・・西から雪雲が来襲中。。まぁ予定通りも少し降りすぎ

追記・・昨日、板垣さんが発見された超新星(候補)は、スペクトル観測を経て超新星     SN 2020ue( Type Ⅰa )となりました。改めましておめでとうございます。

nyancotan 家の星空予想 01月13日発表

期末の低気圧は太平洋側だと雨になるほど暖気を入れているが、今のところ我が家は湿った雪となりそう。それらを除けば、モデルは安定している。当面、大雪の心配はない見込み。星空は18日を中心に ☆ が並ぶ、月は下弦の頃。一応、期待!

日付     天気              星空予想  最高気温    気象要因
13日*     曇り時々晴れ夕方から一時雪 ×                -1       内陸高→W 3~5cm
14日(*    晴れ時々曇り午後(一時雪        ×                  0       W & 小低 0~2cm
15日(*    晴れ時々曇り夜遅く(雪           ☆               -1         低関東通過 0~2cm
16日*     雪朝から曇り時々晴れ             ×                 -1       内陸高→W 3~5cm
17日         晴れ時々曇り                            ☆                  0       W→内陸高
18日         晴れ時々曇り                           ★                -0       
19日*     晴れ時々曇り夜遅く雪             ☆                -3       高→低接近 3~5cm
20日*     雪昼前から時々曇り                 ×                 -1       低南岸通過 5~10cm
21日*     晴れ時々曇り未明雪                ×                 -0       NW→高 3~5cm
22日*     雪時々曇り                               ×                   3       谷通過 湿5~10cm
23日*     雪昼前から曇り時々晴れ        ×                   4       低東北通過 湿10~15cm
★説明★
日付の後に付くマーク: ●=雨あり、小●=小雨あり、(●=ところにより雨、=雪あり
天気:nyancotan 家の天気
星空予想:×=星空見えぬ、★=未明&宵に星が見える、☆=未明or宵どちらか見える
最高気温:nyancotan 家の日中の最高気温
気象要因:天気を支配する低気圧などの補足
             ( WNW・etc:冬型の気圧配置など、Nツ=北の風強い、数値は降雪量など )
※ 毎日一回の発表です。修正は致しませんが、日々大きく予想が変わることがあります。
ちなみに・・nyancotan 家は、岩見沢市の片隅にあります。

NGC4596 おとめ座 レンズ状銀河 & 超新星候補

今朝は曇り空、西に傾いた月が明るく輝いていました。

天気は下り坂・・まぁ夕方(昼過ぎ)から少し雪が積もる程度の予定。

さて年末年始に超新星発見を報じた山形県の板垣さんですが

今朝も、令和二年二つ目の超新星(候補)を発見されました!おめでとうございます。

現れた銀河は、おとめ座の NGC4636( 楕円銀河 9.6等)に 15.0等の新天体です。

素晴らしいスタートダッシュを決めていますね~

我が家もぼちぼち星空が戻ってくる予定です。あれもこれも、まとめて写そう!

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NGC4596 おとめ座 レンズ状銀河:SO-a 10.5等 05月04日22時10分 ISO6400 30秒 5枚合成

超新星が現れた NGC4636 よりも、少し南の空にある銀河です。といっても、おとめ座自体には無数に近いほど銀河が輝いているので・・。昨年の春から夏は、夜になると層雲(St:Stratus)に覆われる日が多く、撮影は壊滅状態でしたが、少雪傾向の今年はどんな夏になるのでしょうか。太陽の黒点は極小期に入っていますが、今のところ冷害に見舞われずに済んでいます。ただ、本来冷害になるはずが温暖化の影響で軽減されている可能性もあるかも??なので、本当のところは良くわかりません。岩見沢では例年の 3割ほどしか積雪はありません。札幌においては更に少なく例年の 1割ほど・・。2月が厳冬期なので、これから・・かもしれませんが。。北極から見渡す地球の様子では、今は大西洋付近に寒気の軸があります。日本付近はインドから太平洋西部にかけて、例年よりも暖かい状態で、寒気の落ち込みがありません。この先、どうなるのでしょうね

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        ベテルギウス ライトカーブ AAVSO HPより今朝取得

こちらは、どんな傾向にあると考えるべきでしょうか?まだ低局にあるような、まだ暗くなりつつあるような。。この先が楽しみです。