おはようございます。
雪こそ積もらないものの、しつこく雨が落ちています。
予想資料は、何時もの様に悪天延長の線・・
当地では、今夜は少なくとも深夜までは、星空を拝むのは無理の様です。
という事で、今夜、接近する小惑星 2015 TB145 を見るチャンスがありそうなのは
関東の所々、東海地方よりも西の地方、あとは北海道・東北の太平洋側でしょうか
まだ寒気の影響が残る北陸以北の日本海側や地形的に雲が多い東北南部は・・・。
さてどれだけの方が空を見つめるのでしょうね?
今夜21時頃(日本時間)なら、光度は10等級
星々の間を縫うように動く小惑星、何時も望遠鏡を目で覗いている方なら見えるかも
50倍程で微かな星の動く姿、止まっていると判らない星も動いていれば案外目立つもの
さて写すなら・・中望遠レンズ位は無いと難しいでしょうか
何人の方が記録に納めるのでしょう。
NASAの小惑星などの位置を求めるHP http://ssd.jpl.nasa.gov/horizons.cgi
簡単ですが、本日お昼までに使い方をUP致します。

NGC587(さんかく座 棒渦巻銀河)10月17日19時52分 直焦点撮影
DOB GOTO12(30cm反射経緯台 自動追尾)ISO6400 20秒 24枚合成 PENTAX K-01
※ この見かけの大きさが小さな銀河 NGC587 ですが、さんかく座に含まれた天体と登録されています。ただ昔ながらの星座絵図では、アンドロメダ姫の腰の辺りに巻かれた衣装の一部に輝いています。何だか不思議ですが、それはそれで・・何所まで、どの星座の領域にするか?迷いながらの選択なのでしょうね。何事も云うのは簡単、やるのは大変です。さてこの写真に写っている明るい星は、ほぼ10等星です。なので明るい星の少ない領域ならば、かなり目立つ存在です(ただし、何時も目で望遠鏡を眺めている方なら・・)。逆に明るい星が多いと、暗く小さな星は目立ちませんので見逃しがちです。刻々と位置を変える星は正確な位置を見ていなければ、まず見ることは出来ないでしょう。は、さておいて、この写真を反転して大きくしてみましょう
同 反転処理 トリミング
微かに黒い部分(明るい)が中心部の上下で薄くなっているのが判る程度で、ちょっと残念な姿にしかなりませんでした。限界でしょうね・・。