nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

NGC7479 ペガスス座 棒渦巻銀河 SBbc

昨夜は、というか・・夜中に起きたとき、ちらりと外を見たら

おおいぬ座が雲間に輝いていました。その方向・・南西の空。

すっかり季節が進んでいます。

この先の天気は、短な周期で低気圧が北海道付近を通り & 通過後、寒気を入れます。

先日まで晴れそうな気配だった 17日夜は、宵だけどうにかなるかも

きんきんに冷えた星空の下で、しし座流星群が見たいのだけれど・・かなり困難。

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NGC7479 ペガスス座 棒渦巻銀河:SBbc 11.0等 11月06日18時15分 ISO6400 30秒 16枚合成

撮影した時間を見る限り、既に「冬至」の雰囲気の中で撮影ができる状況。日の沈むのも 16時過ぎ、秋の夜長となっています。ただ晴れなければ、撮影したくても叶いません。毎日 3時間でも良いのですが・・。そんな気持ちです。上の写真は C14 に 0.63倍のレデューサーを付けての一枚。ピントもまずまず、本当に晴れないかな~~。

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                                                       夕景 11月14日15時51分

NGC721 アンドロメダ座 棒渦巻銀河

今日の北海道は、気圧の谷が通過中。

明日からは、徐々に上空の寒気が強まってきます。

〆は、18日通過の気圧の谷、その後は真冬並みの寒気が一気に流入

19日・20日と冬の佇まいに一変しそうです。

既に除雪に使う道具は、玄関先に揃えています。何時でもかかって来い!みたいな

それでも、その前の 17日夜、運が良ければ一晩中晴れるかも!

こちらは冬を通り過ぎて、春の銀河が夜空を飾ります。

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NGC721 アンドロメダ座 棒渦巻銀河:SBbc 13.4等 10月24日18時43分 ISO6400 30秒 21枚

流石に焦点距離 1500mm のドブソニアンでは撮影していなかった銀河です。2463mmのレデューサーを付けた C14 で、かろうじて腕が取り巻く様子のわかる銀河です。銀河の7時方向には PGC 銀河が小さく二つ並んで写っています。とは言え、新しい輝きは無いようです。

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     月(月齢 25.1 日) 11月14日06時23分 135mm F2.5 ISO400 1/250秒

雨降る中、月が雲間に浮かんでいました。

雲の隙間に 金星と木星の接近 2017.11.13

昨夜の仕事帰り・・おっ、大きな「ぶち模様」に覆われているな~。と

予定では、夜半位から晴れるかな。と思いながら、時々窓の外をちらり・・

何時まで待っても晴れません。。夜明けの空で金星と木星が並ぶ姿の今日。。

結局、夜明け前まで曇りのまま・・もちろん「ぶち模様(層積雲)」

皮肉なもので、太陽が顔を出してから急速に青空拡大中!

どうして、あと 2時間早まらないのか??

ということで、手元に残った写真はこちら・・

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    金星と木星の接近 11月13日05時56分 135mm F5.6 ISO100 1/10秒 by PENTAX K-01

 余りに晴れないものだから、半分あきらめて起きたのが午前5時40分。それから用意して外に出るも・・肉眼では見つけることが出来ない明るさ。。で、家に双眼鏡を取りに帰り、地平線上(東の山)を水平捜索。。見つかりました!一度見つけると、今度は肉眼でも見える!で撮影開始。雲間に消え隠れする星、どうにか記録だけは残すことが出来ました。金星と木星の見かけの距離・・・月の視直径ほど。大接近には程遠いですが、まぁ記念ということで。さて・・このあと午前 9時ころを目標にドブソニアンで探してみます。写せたら、明日UPということで

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 月 DOB GOTO12 2倍テレコン利用 拡大撮影(動画)、画像のよさげを切り出し 10/27

 

NGC1961 もっと光を きりん座 Arp184

今朝は、しぐれ雲の隙間から青空も

昨日は酷い嵐でしたが、今日は風も少し収まり、まあ耐えられるレベル

綺麗な青空は、明日(13日)の夜明けから

風も静穏に近づくので、昼間の金星はドブソニアンなら見つけることが出来そう

さて肝心の・・そばに輝く木星は、どの程度の姿で見えるのか?

うまく写せるようなら、科学館で展示しようと思いますが・・かなり淡い姿でしょう。

ちなみに全国的に見ても天気に恵まれるのは、北海道・東北太平洋側位かもしれません

その他の地域は、特に本州や四国では、高気圧の後ろに入り

吹き付ける下層の雲がひつこそう & 北陸や山陰は、上空の薄い雲に悩まされそう

何時ものアストロアーツの掲示板への投稿は、どの程度数がまとまるか微妙かな??

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 NGC1961 きりん座 棒渦巻銀河:SBbc 11.1等 10月25日21時51分 ISO6400 60秒 11枚合成

こちらをドブソニアン DOB GOTO12 で過去に写した姿(記事)はこちら・・

NGC1961 きりん座 銀河 - nyancotan's diary 2014年に写し、その後 GINJI 150FN で写し、そして C14 + 0.63倍レデューサー で写しています。写りは、ドブソニアンに正直なところ負けています。補正ガラスが曇ってしまった状態、光量が減じている中では 60秒露出をしても流石に辛い。この銀河はフィラメント構造を持ち、相互作用を起こしている特異銀河として Arp184 と掲載もありました。確かに普通の棒渦巻銀河とは様子が違います。かなり乱れた腕に取り囲まれています。機材の状態を完璧にして、もっと露出を稼ぎ、本来の姿を写してみたい変わり者銀河です。

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 月 DOB GOTO12 2倍テレコン利用 拡大撮影(動画)、画像のよさげを切り出し 10/27

大車輪 NGC1073 棒渦巻銀河 くじら座

今朝は酷い風と雷雨、空を駆ける雲の動きも速い・・も、実は序の口。

今日夕方には、更に強まって風向きが南から西へ変わる。

季節を進める嵐が北海道を通過中!今夜には雨が雪にかわりそう

ただ、恐ろしく一過性。明日午後からは晴れ間も期待できそう!!

上手くいくと、13日は夜明けの東の空低空、木星と金星の接近した姿がみえるかも!?

最も接近するのは、13日の午後 5時過ぎ。ただ、既に西の地平線の下へ沈んでいる。

昼間の金星を見つけるのが得策かもしれないが・・さて。。

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 NGC1073 くじら座 棒渦巻銀河:SBc 10月27日23時04分 ISO6400 60秒 19枚合成 C14レ

姿が、なんとなく好みの銀河。The 棒渦巻銀河と思える姿です。こちらを DOB GOTO12 経緯台で写した姿は・・・

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 同 DOB GOTO12 直焦点 反転トリミング  '161203 20時18分 ISO6400 25秒 19枚合成

反転して構造を少し強調しているので、上の写真との写りの違いがわかりやすいと思います。当然ですが、口径 300mm、焦点距離 1500mm で写っているものは全て、どこにあるか把握することが出来ます。更に重なる星や銀河?のようなもの、腕の濃淡も再現出来ていますので、まずは普通に動作をしている。ということでしょうか。赤道儀の据付も 60秒露出をしても、正確に追尾しているようですので、おおよそ観測体制は整ったと思います。あとは・・・補正ガラスの確実な曇り止めだけ。

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   月 DOB GOTO12 2倍テレコン利用 拡大撮影(動画)、画像のよさげを切り出し 10/27