nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

ヘルクレス座 ペア銀河 NGC6500 & 6501 & 登山

今朝はどよよ~ん、弱い気圧の谷が通過中。。

午後からは青空も広がりそうです。まぁこの季節らしい St 曇りです。

さて・・16日の石狩・空知・後志地方、とうとう週間予報で「傘」マークがつきました

諦めた要因は、大雨警報の可能性もわずかに出て来た。からかもしれません。

傘マークも無しに警報では、余りにもインパクトが強いので、とりあえず付けとけ!

みたいな。。というのは外野の話し

本当は、彼らは「常に最も確度の高い情報」を提供する。そんなスタンスです。

要は、雨が降らない可能性も捨てきれない(ただし札幌で、ですが)。なので様子見

週間予報は「石狩(札幌市など)・空知(岩見沢など)・後志(小樽、ニセコなど)」と

本州に比べると実に広大な地域を一つの予報区として扱います。

さて、普通の人なら何所に重みを考えるでしょう。

まぁ普通なら「札幌市」が当たれば印象は悪くありません。そんな処です。

週間予報は、ほぼ札幌市の予報を出している。と言っても過言ではありません。

もちろん冬もです。なので冬の週間予報は岩見沢(空知地方)には当てはまらない。。

参考まで・・。

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NGC6500 & 6501 ヘルクレス座 銀河 06月03日00時36分 ISO6400 30秒 20枚合成 C14+レ

北半球からみると・・逆立ちして日周運動をこなす勇者ヘルクレス。そのヘルクレス座と反対に天球に鎮座する様に動く「アスクレピオスへびつかい座)」。この二つの星座の隙間に、この銀河は輝いています。左下の輝星は 7等星、そして銀河は上側に NGC6501 12.3等 Galaxy、右下に NGC6500 13.0等 Galaxy です。似たような雰囲気の銀河ですが、この二つの銀河は物理的にも並んでいて、特異銀河アトラスには登録はありませんが、おそらく相互作用もしている銀河となります。ここまで近いと、地球からみる大マゼランの様に天球上にど~んと浮かんでいるのでしょうね。

さて・・有言実行!高いところが好き!ということで行ってまいりました樽前山

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朝09時35分・・登頂者名簿に現在時刻・名前・登山ルートを記入して目指せ頂上!登頂者名簿は、小さな祠の中に。。

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   こんな調子で、しばらくは森林の中に整備されている登山道を登ります。

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      エゾイソツツジ・・西山~外輪山を巡ると、群生地もみられます。

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  ウコンウツギ・・森林限界よりも上に行くと、あちらこちらに咲いていました。

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  森林限界を超えると火山礫のきれいな登山道、そして広々とした景色・大自然

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登山道の東山・西山分岐点を西山方向へ向かい、非難小屋を通り過ぎて西山頂上!樽前山の特徴である溶岩ドームを見下ろします。

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西山から下りて外輪山を時計回りに進む。溶岩ドーム、硫黄で変色した部分も見えます。今日はここまで。。

nyancotan 家の星空予想 6月12日発表

昨日の資料と変わらず 18日に星空の期待。

日付       天気      星空予想   最高気温 気象要因
12日   曇り日中時々晴れ      ×      20   高圧部 & 不安定
13日   曇り日中時々晴れ      ×      21   弱谷通過→高
14日   曇り日中時々晴れ      ×      24   高→高後面
15日(● 曇り夜遅く(雨          ×      21   高後面→低関東発達
16日●  曇り昼過ぎまで時々雨    ×      18   低関東→三陸沖
17日(● 曇り日中(一時雨夜晴れ      ×      18   低後面 & 不安定
18日      晴れのち時々曇り        ☆      21   高圧部→前線接近
19日(●    曇り日が差す未明(一時雨  ×      22  北部前線北上
20日(● 曇り時々晴れ午後(一時雨  ×      24   北高 & 不安定
21日●  曇り昼過ぎから時々雨       ×         20   北高→低接近
22日●  曇り時々雨         ×         19   低接近

★説明★

日付の後に付くマーク: ●=雨あり、小●=小雨あり、(●=ところにより雨

天気:nyancotan 家の天気

星空予想:×=星空見えぬ、★=未明&宵に星が見える、☆=未明or宵どちらか見える

最高気温:nyancotan 家の日中の最高気温

気象要因:天気を支配する低気圧などの補足

※ 毎日一回の発表です。修正は致しませんが、日々大きく予想が変わることがあります。

ちなみに・・nyancotan 家は岩見沢市の片隅にあります。

さて、本日の一枚

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06月12日09時40分 見返り台より支笏湖を望む、ちょっと空気が霞んで景色が・・残念。

似てないけれど似ている NGC864 & 1987

今朝は薄い Sc かな?段々と薄れて青空が覗き始めています。

風も弱く絶好の日和です。なにが・・

煙と一緒の・・登山日和です。このブログを書き終えたら車でGO!

一年ぶりの樽前山に登ってきます。

おそらく平日なので、7合目の駐車場まで車でいけると信じて。。

ということで、本日の「nyancotan 家の星空予想」は発表が遅れます。

まぁ本日のポイントは、16日に気象庁が週間予報で雨を付けるかどうかでしょうか

昨日までは「曇り:降水確率 40%」で耐えてきましたが、もう無理な様子です。では

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 NGC864 くじら座 棒渦巻銀河:SBc 11.0等 10月03日22時47分 ISO6400 30秒 12枚合成

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 NGC1087 くじら座 棒渦巻銀河:SBc 11.0等 11月01日00時36分 ISO6400 30秒 17枚合成

本物の潮を吹くクジラとは、似ても似つかない「くじら座」にある、大きさも明るさも似ている二つの銀河です。ちょうどトドの様なクジラの頭を挟むように輝いています。今時の季節は、夜明けの空に輝く「くじら座」ですが、まだ太陽に近く、この銀河達を写すのは少し困難状況です。あと一月位すれば・・です。

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  夕景 06月11日19時22分 ・・縞々模様、木星が衝を迎えたので地球も縞々。

nyancotan 家の星空予想 6月11日発表

昨日に比べると・・後半、雨が降りやすくなりました。まぁ星空は18日可能性わずか

日付       天気      星空予想   最高気温 気象要因
11日   曇り日中時々晴れ      ×      21   高圧部 終日Ci
12日   曇り日中時々晴れ      ×      21   高ベルト 終日Ci
13日   曇り日中時々晴れ      ×      21   高 & 北部前線停滞
14日   曇り日中時々晴れ      ×      24   高→高後面
15日●  曇り夜遅く雨        ×      21   高後面→低関東発達
16日●  雨時々止む         ×      19   低関東→三陸
17日(● 曇り未明(一時雨         ×      19   低三陸沖北東進
18日(●    曇り夜(一時雨         ☆      20   高圧部→前線接近
19日●  曇り時々雨            ×      20   低通過
20日(● 曇り時々晴れ未明(雨       ×      21   低後面
21日   曇り昼前から時々晴れ    ☆        18   低後面 & 不安定→高

★説明★

日付の後に付くマーク: ●=雨あり、小●=小雨あり、(●=ところにより雨

天気:nyancotan 家の天気

星空予想:×=星空見えぬ、★=未明&宵に星が見える、☆=未明or宵どちらか見える

最高気温:nyancotan 家の日中の最高気温

気象要因:天気を支配する低気圧などの補足

※ 毎日一回の発表です。修正は致しませんが、日々大きく予想が変わることがあります。

ちなみに・・nyancotan 家は岩見沢市の片隅にあります。

NGC741 & 銀河らしくない NGC742 うお座

今朝は思いのほか雲の多い朝です。

三種混合ワクチンの様に、上層・中層・下層とそれぞれの高さで浮かんでいます。

まぁそんな朝だから、昨夜も結局曇り空。。

薄明の残るうちは輝いていた木星も・・いつのまにやら雲の向こう

その木星は今日が「衝」、見ごろなのですがね~

さて来週の火曜日(6/18)、太陽が沈んだ空に火星と水星が大接近します。

月の視直径よりも接近している状態なので、望遠鏡(50倍位)でも一緒に視野にその姿

宵空の低空、まだ薄明が残る空に・・晴れればな~。。

昨日の星空予想をみると分かるとおり、18日は「×」・・

翌日のアストロアーツの投稿で、みることにしよう。ちと残念

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 NGC741 & 742 うお座 銀河:Galaxy 10月05日01時04分 ISO6400 30秒 18枚合成 C14+レ

中央に輝く楕円状の銀河が NGC741(Galaxy 11.3等)、その銀河の左に埋没するように輝く恒星状の天体が NGC742(Galaxy 15.0等)です。特異銀河アトラスに登録がないので、どうも偶然に同じ方向にみえているだけの様です。この一枚には、さらに小さな銀河が複数写り込んでいます。むしろ、その銀河達の方が NGC742 には近いのかもしれませんね。

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  夕景 06月10日19時10分 こんな調子だから期待したのですがね~。。でも

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  月(月齢 7.1日:上弦)06月10日21時18分 ISO400 1/165秒 合成なし MT160+コレクター

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 月面エックス(X)のなごり・・上のオリジナル写真を50%縮小・トリミング処理

お月様だけは手元に残ってくれました。