今朝は晴れ、未明に気圧の谷が通り寒気が流れ込んできました。
雨は・・レーダーを見る限り「パラリ」とあったかも?ですが、痕跡無し
上空に入る寒気も上滑りで、北海道北部・東部中心
と、いう事で今夜は星をみるには絶好の夜になりそうです。
ゴールデンウィーク中ですし、しんしのつ天文台には多くの方が訪れるでしょう。
私も行きたいけれど「並ぶ」の嫌いなので、私には無理・・
静かに自宅で撮影をしています。で・・・大陸から寒気が入るなら澄んだ空気に。。
と期待しがちですが、どうも、そうは問屋が卸しません
気象衛星ひまわり 05月03日07時00分 トゥルーカラー再現画像 by 気象庁/JMA・NOAA/NESDIS・CSU/CIRA
まだ大陸では山火事が収まっていません。ゆえに煙が風にのって日本海を超えて日本へ
せめて風が強まって、多少拡散が進めば良いのですが、むしろ逆に火の勢いが強まり、煙が一層濃くなる恐れも・・。ま、命までは取られないので撮影します。
2023 A3 紫金山・ATLAS 彗星 05月01日20時53分 ISO6400 30秒 22枚核基準合成 C14+れ
2021 S3 PANSTARRS 彗星 05月02日01時00分 ISO6400 30秒 27枚核基準合成 機材同上
同一夜に写した二つの彗星、ひとつはこれから明るくなるもの、もうひとつはピークを過ぎて暗くなりつつあるものです。
かなり二つの彗星は個性が姿に反映していて、微妙に尾がカーブをしているものと、核からほんのりした尾が広く棚引いている。そんな姿です。
最近アストロアーツの投稿写真でも 2023 A3 を多く見かける様になりました。この彗星は、天球上の位置から一度日本からみえなくなります。
そして今年の秋、夕方の空に再び姿を現します。
現在の明るさは、小さいながら 10等級と観測されています。普通の星とは明らかに形状が違うので、案外と小さなレンズでも姿を認めることが出来ています。
予想では、このあと急速に明るさを増す。とされていますので、形状も少しづつ変わるだろうと想像できます。
私は、あと数日で谷底へ引っ越すので、今後の撮影は C-14 では出来ません。小さな機材を持ち込んで写してみますが・・さて、どこまで
時間がある様でないのが揚水機場の管理人、今年は順調に動いてくれると良いな~
夕景 05月02日18時32分 煙と上空の薄雲の向こうへ