nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

重力的に支配を受ける銀河 M82 おおぐま座

今朝は快晴!風も穏やか・・勿体無いので、ブログを更新したら山に。。

ということで、星空予想の更新は遅れます。

まぁ台風の進路は、全般に欧州寄りになってきました。位で。

ざっくり言うと、以前の予想よりも列島への影響は増しました。

経験からすると確実に命を落とす方が、数十名単位で出るくらいの状況です。

それで収まれば良いほうかもしれません。被災者は数万人単位、悲しいけれど・・

なので、気象庁は「命を守る行動を!」と呼びかけるのです。届くのか微妙ですが

数字を出しても伝わらない、言葉を変えても伝わらない。。凹むようなジレンマです。

さて昨日のアストロアーツの投稿写真に 29P Schwassmann-Wachmann彗星の核が・・

投稿者は 10月4日の写真で、分裂した核が長く伸びている。ような・・と

で・・何時分裂したのでしょうか?

私が写した 10月2日の写真も伸びているのですが、ご存知の方がおりましたら情報を

お願い致します。

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 M82 おおぐま座 渦巻銀河:Sd 8.4等 10月02日03時14分 ISO6400 30秒 22枚合成 C14+レ

M81 と共に大きな熊の顔辺りに輝く明るい銀河、メシエ天体として登録がありますが、この銀河を発見したのは Johann Bode(1774年12月31日発見)という方。なので一般にはボーデの銀河とも呼ばれています。メシエのカタログには、発見から 7年後に観測・記録(Charles Messier)・・とあります。こんな記録をみると、大晦日でも空を見上げていたのだな~と、どこか似た人がいることに嬉しさを覚えます。私も天気さえ良ければ、外で除夜の鐘の音を聞いていますので。。もしこの頃にデジタルカメラがあったら、世界の科学はもっと進んでいるのでしょうね。アインシュタインも自分の目でブラックホールを見つけたりして。。ノーベル賞の発表がありましたが、人類の未来に貢献するって凄いですね。

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            夕景 10月09日16時49分・・月夜へ

nyancotan 家の星空予想 10月9日発表

昨日との差異は、本邦全球モデルは更に動きが早まり、欧州(アンサンブル含)は、西進傾向が強まったこと。米国全球モデルおよび米国台風モデルは、大きな違いは見せていない。気象庁台風進路予想は米国に合わせて修正されている。最も西へ寄せている欧州モデルは四国~紀伊半島方面で上陸、米国は東海~関東へ上陸、いずれにしても列島に大きな影響を与える状況。どちらにしても台風本体よりも先行する前線などの影響も加わり、栃木・群馬・茨城などでは山沿いから強い雨が始まる。その後、本体の雨が始まるが、降雨時間は 9~12時間とすると、関東平野全域で平均雨量は 200~300mm、もちろん山間部に降る雨は下流域へ流下するため、おそらく近代日本になってから初の大雨を記録する可能性が高い。と云う訳で国会なんかやっている場合ではありません。江戸川区ハザードマップに「この区は水没します、避難は他区へ」と記載されているそうだが、正にそうなる可能性が高い。少しでも川から離れ標高の高いところへ。。ちなみにフィクションですが、幸田真音さん著「大暴落ガラ」と状況は似ています。あとは山間部のダムがどれほど余裕があるのか・・。星空は今夜、期末に ☆ 。

日付     天気              星空予想  最高気温   気象要因
09日●         曇り夕方まで時々雨のち晴れ      ☆              14          低 サハリン 通過→W 日中Wヤツ
10日             晴れ未明曇り                                             20          南高北低→高 後面
11日           曇り日が差す                                 ×               21          高 後面
12日(●      曇り夜遅く(雨                              ×              19           前線 北上 夜NEツ
13日●        未明暴風雨のち曇り一時雨        ×              13           発達低 関東 通過 初NE非ツ
14日●        晴れ昼前から曇り時々雨              ×                   10           W→WNW
15日●        曇り昼頃まで時々雨                   ×                   11           WNW→W
16日(●       曇り午後(一時雨                           ×                   14           W→NW 弱谷 通過
17日            曇り昼過ぎから時々晴れ            ☆               14            高
18日            曇り時々晴れ                                ×               16           高 夕方 弱谷 通過
19日            晴れ午後曇り                                ☆              20           高

★説明★
日付の後に付くマーク: ●=雨あり、小●=小雨あり、(●=ところにより雨
天気:nyancotan 家の天気
星空予想:×=星空見えぬ、★=未明&宵に星が見える、☆=未明or宵どちらか見える
最高気温:nyancotan 家の日中の最高気温
気象要因:天気を支配する低気圧などの補足(WNW・etc:冬型の気圧配置など、Nツ=北の風強いなど)
※ 毎日一回の発表です。修正は致しませんが、日々大きく予想が変わることがあります。
ちなみに・・nyancotan 家は岩見沢市の片隅にあります。

大きな渦 M81 おおぐま座 & SN2019qyk

今朝は、冷たい雨。

昼前からは風も強まり、散々な空模様に。。

話題の金品授受の問題を受けて職を辞する方が・・でも、辞職=退職金あり。

ここまできて、まだお金が欲しいとは良い根性ですね。ある意味すばらしい!

さて台風第 19号の進路予想ですが、実はここにきて米国・欧州・本邦の予想に違いが

いずれにしても本州は大きな影響を受ける点では一致していますが。。

私が最も憂いているのは「風」でしたが、ここにきて「雨」も

昨日・今日の予想が 100点満点ならば、関東下流は増水に耐えかねる可能性があります。

広範な洪水は、関東平野(首都圏)の水没を意味します。どうなるのでしょうか・・。

悠長に国会審議を開いている場合じゃありません。

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 M81 おおぐま座 渦巻銀河:Sab 6.9等 10月02日03時30分 ISO6400 30秒 17枚合成 C14+レ

夜明けの空で彗星活動を始めた 2018 DO4 や 人類観測史上2つ目となる恒星間移動天体 2019 Q4 ボリソフ彗星を撮影した夜。北斗七星も下方通過を終えて、北東の空に高く・・もう春の銀河が写せる時期となりました。銀河にぽつぽつと重なる銀河系の星が幾つもあり、この中に一つ位。。と思いましたが、そうはいきません。先日(10/2)撮影できた山形県の板垣さんが発見された超新星候補(AT2019qyk)ですが、スペクトル観測を経て SN2019qyk と確定しました(極大前の Ia 型)。令和時代、日本人による二つ目の超新星発見です。板垣さん、おめでとうございます。また晴れたら撮ってみよう、明るくなっているかも。。

nyancotan 家の星空予想 10月8日発表

昨日との差異は、本邦全球モデルのみ更に熱帯擾乱の動きが早まったこと。欧州(アンサンブル含)および米国全球モデルは昨日と大きな違いはない。気象庁の台風進路予想は、米国等の予想に修正した格好。裏を返すと本邦モデルも昨日の予想に戻る可能性があるということ。いずれにしても日本列島にとっては大きな影響が避けられない状況には変わりなし。先般の関東へ被害を及ぼしたものとはスケールが全く違うので、不要な外出は厳に慎むこと。特に本州においては「外出=自殺行為」に相当のレベル。星空は、9日夜~は風が収まらなければ無理。後半は台風の動向次第。

日付     天気              星空予想  最高気温   気象要因
08日●         雨時々曇り                                     ×              17          高 後面→暖湿流
09日●         曇り夕方まで時々雨のち晴れ      ☆              14          低 サハリン 通過→W 日中Wヤツ
10日             晴れ時々曇り                                             20          南高北低→高 後面
11日           曇り日が差す                                 ×               21          高 後面
12日●       曇り昼頃から雨                           ×              14           前線 北上 夜NEツ
13日●        未明暴風雨のち曇り一時雨        ×              13           発達低 通過 初NE非ツ
14日●        曇り時々雨午前晴れ間                 ×             10           W→WNW
15日(●       曇り時々晴れ午前(一時雨           ×              14           WNW→W
16日            曇り時々晴れ                                ×              14           NW
17日            晴れ時々曇り                                ☆              15            高
18日            晴れ午後曇り                                ☆              18           高 午後 不安定

★説明★
日付の後に付くマーク: ●=雨あり、小●=小雨あり、(●=ところにより雨
天気:nyancotan 家の天気
星空予想:×=星空見えぬ、★=未明&宵に星が見える、☆=未明or宵どちらか見える
最高気温:nyancotan 家の日中の最高気温
気象要因:天気を支配する低気圧などの補足(WNW・etc:冬型の気圧配置など、Nツ=北の風強いなど)
※ 毎日一回の発表です。修正は致しませんが、日々大きく予想が変わることがあります。
ちなみに・・nyancotan 家は岩見沢市の片隅にあります。

NGC676 うお座 銀河の中心部に輝く

今朝は予定通り「雨」、まぁ天気予報通りでもあります。

さて、台風第 19号・・そろそろ世間を騒がす存在になってきました。

騒がすだけで通り過ぎるなら幸いですが、そうはいかない様子です。

その昔、台風の進路を人為的に変える!?そんな途方もない実験が行われました。

まぁ無理ですけど・・。

台風の持つエネルギーの巨大さに圧倒されて、今では誰もそんな事をしません。

せいぜい、人口の雨を降らせたり、雨を降らせて雲をかき消したり、それ位です。

人間の持つエネルギーは、とても小さいので

人間は、他の物質が持っているエネルギーを利用して機械や道具を使います。

地球上の動物で、それが唯一ほかの動物との差だと云われています。

原子力もその一つですが、こちらは、正直なところ、まだ人間が扱うには時期尚早です。

関わる人間も中にはお粗末な方もいるようで、未だ色々と問題が山積です。

福島でメルトダウンしても「直ちに避難する必要はありません」と連呼した人間しかり

結局、無計画な避難行動で、避難中のバスの中で亡くなった方も、その被害者。。

本当にあの事故で問われるべきは、あの当時の内閣面々、特に福耳です。

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 NGC676 うお座 銀河:Galaxy 11.0等 09月25日23時04分 ISO6400 30秒 15枚合成 C14+レ

この銀河を撮影していて、中心部のすぐ脇に光の点があるのに気が付きました。WikiSky で銀河をみても銀河の中心部は明るくて、その光点に相当するものを識別できません。他の資料もみましたが、中々明瞭な写真に行き着かず「もしや?」とちょっとドキドキ!何枚写しても、同じ位置に光点が認められるのでノイズではありません。で・・・過去に自分で写したものを引っ張り出し、オリジナルの一枚を拡大すると。。残念ながら同じ位置に同じものが写っています。ということで、ただの銀河系の星が重なっているだけでした。何事も真実を見抜くのは難しいものです。

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     NGC676 中心部拡大の一枚・・ぽこんと星が隣接しています。