nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

ひまわり銀河と呼ばれて M63 りょうけん座

今朝は曇り空、ゆっくりと回復の予定

明日は未明に気圧の谷通過・・上空の気温などから降るものがあれば「雪」

まぁ、さっと通り過ぎてくれるので雪が降った形跡が残れば精一杯

さて東京を尻目に、感染者の増加が止まらない大阪ですが

過去のデータを見る限り、まだ序の口。。

そもそも外をみればマスクはしているものの、人・人・人。。

東京などの状況をみても市中感染が拡大しているのは明白

飲食店でのクラスターを上回る職場と家庭内感染の増加

要は、無症状の感染者が市中でウィルスを「ばら撒いている」のが現状ということ

ワクチンの接種に微かな期待を持って解除した「緊急事態宣言」でしたが

接種スケジュールの緩慢さに、ウィルス拡大が打ち勝っている様子

収束はかなり厳しいですね。医療従事者の溜息しか聞こえてきません。ふ~、っとね。

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M63 りょうけん座 渦巻銀河:Sbc 8.6等 04月01日21時49分 ISO6400 30秒 16枚合成 C14+れ

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    同 焦点距離 2463mm オリジナル領域(上はピクセル等倍でトリミング)

銀河の形状は色々ありますが、特に腕がつくる円盤状の部分は千差万別。この銀河は、小さな構造が幾重にも取り巻いていて、ひまわりの花に例えられています。銀河が生まれてから腕が銀河を何周したのか?中心部に近い所は動きが速く、外縁部になるとゆっくり。。でしょうか・・。途中で他の銀河と近づいたり、離れたり、ぶつかったり、相互作用も加わると更に複雑な形状になるよう。そういう意味では、この銀河は案外と単独で、他の誰にも邪魔されず、延々と回り続けている。のかもしれません。悠久の時を感じる一枚です。さて悠久の時をどう過ごすのか・・とうとうアルツハイマー認知症の根治を目指す薬が開発されました。日本でも薬事承認を申請中です。誰しも望んで認知症にかかる者はいないので、この薬が安価で広く使われる様になれば、良いな~と祈っています。悠久の時をいつまでも元気でハツラツと、そう願いたいものです。

nyancotan 家の星空予想 04月13日発表

モデルは安定しているが、谷の通過するタイミングに遅速がある。フィリピンの遥か東で 17日に台風が発生の予想と気象庁が発表している。動向は昨日の線で、波を除けば列島に直接の影響は今の所ない。星空は前半に復活、後半は台風次第の処もあるが一応期待!

              天気                                星空予想  最高気温   気象要因
13日●    雨                                                       ×            14      高後面→谷通過 Sヤツ→W
14日(●   曇り時々晴れ未明(雨                   ☆              9      谷後面→WSW W→弱
15日*    晴れ時々曇り未明雪                    ☆            10      弱谷→高 東北通過 日中W 0cm
16日●    晴れのち曇り夜遅く雨                ×             14      高後面 →Sヤツ
17日●    雨時々雲り                                      ×            13      谷通過 Sヤツ→弱
18日●    曇り時々晴れ夕方一時雨            ×             12      高圧部→弱谷通過 →W
19日(●   曇り午前(一時雨のち晴れ           ☆            11      弱谷通過 日中W
20日        晴れ明け方まで霧                         ☆            16      谷衰弱→高圧部 日中W
21日        晴れ明け方まで霧                         ☆            21      高圧部
22日●    晴れのち曇り夜一時雨                ☆            20      高圧部→低 →S→NW
23日(●   曇り朝の内まで(雨のち晴れ      ☆            10      低→高圧部 NW→弱
日付の後に付くマーク: ●=雨あり、小●=小雨あり、(●=ところにより雨、*=雪あり
天気:nyancotan 家の天気
星空予想:×=星空見えぬ、★=未明&宵に星が見える、☆=未明or宵どちらか見える
最高気温:nyancotan 家の日中の最高気温
気象要因:天気を支配する低気圧などの補足
        ( WNW・etc:冬型の気圧配置など、Wヒツ=西の風 非常に強い 20m/s、Nヤツ=北の風 やや強い 10m/s 、
            SE or W のみ = 風速 6m/s程度、数値 = 降雪量 )

※ 毎日一回の発表です。修正は致しませんが、日々大きく予想が変わることがあります。

SN2021hpr in NGC3147 明るくなる ATel #14541

今朝は曇り・・風も吹いていて肌寒い朝です。

さて救世主、新型コロナウィルスに対抗するワクチン

残念ながら未だ医療従事者の 2割にしか届いていません(北海道)。

新聞の見出しでは「ワクチンを受けない者がワクチンを打つ(高齢者へ)」と。。

政府は特命大臣をもうけて、高齢者の全てへ 6月中に・・と吹聴していますが

現実は、かなり違う様です。

その違いは、結局、感染拡大の歯止めが効かない。そこに通じます。

まぁ言うとやるとじゃ、雲泥の差があるのでしょうが。。

もう少し現実に即した情報の発信をするべきでしょう・・大本営発表じゃないのだから

さてガースーこと菅首相が先頭に躍り出て「汚染水海洋放出」について、方針を決定!

国際的にオーソライズされた濃度の更に 1/7 まで薄めてトリチウムを海洋に放出

科学的な根拠は「濃度」のみ。。全漁連会長は拒否も、ごり押し・・

限りなく薄いのだから環境への影響は・・これがあるんだな~~

「生物濃縮」・・学術的には最終的に 2000万倍に濃縮されて、結果、人などにも影響

残念だけど「放射能」は人類に管理できる物質でも、乗り越えられる物質でもない

私なら既存の保存施設を増設して、未来の処理技術を待ちますな~

あと 50年もすれば「ちょちょいのちょい」と普通の水に変えられる時代が

要はやる気があるかないかだけ・・。

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  超新星 2021hpr in NGC3147 04月10日20時10分 ISO6400 30秒 21枚合成 C14+れ

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               同 04月05日 & 同月10日の比較

山形県の板垣さんが発見された超新星、その後、明るくなっています。ATel #14541 でも SN 2021hpr: prediscovery detection and follow-up observations と報じられていて、皆さん継続して観測しましょう!と呼びかけられています。ざっと私が撮影したレベルでも光度の変化は認められて、確かに明るくなっています。これを、発現した銀河の中でみると・・どんな光景がみられるのでしょうね??そばに暮らしている星からは、昼間が延々と続く位、明るいのでしょうか?銀河系内では、1986年?以来、系内の超新星は現れていませんが、出来れば生きている内に。。ド~ンと一発!でも頼りのベテルギウスも 10万年先・・とか言われたし、無理ですかね~。

nyancotan 家の星空予想 04月12日発表

モデルは大きくみると昨日と変わりないが、13・14日の谷は通過するタイミングが早まり、後面に一時的に寒気を入れる。次の崩れはタイミングは同じだが、低気圧として通過し、後面に雪を降らせるような寒気を引き入れる。星空は前半は壊滅!後半に期待するしかない状況。。ちなみにフィリピンの遥か東に台風が発生し(17日頃)、その後発達させながら期末に関東の南東海上へ進めている。今の所、列島に直接の影響はない。この予想は米国全球モデルも近似、欧州アンサンブルモデルも北上が遅れているが、台風の発生までは同様・・さてどうなるか??

              天気                                星空予想  最高気温   気象要因
12日        曇り時々晴れ                                 ×             15      高後面 S
13日●    曇り昼頃から雨                             ×            13      高後面→谷通過 S→ヤツ→W
14日●    雨明け方から曇り時々晴れ       ×               8      谷後面→WSW W→弱
15日*    晴れ朝晩曇り未明雪                    ×             10      弱谷→高 東北通過 日中W 0cm
16日        曇り時々晴れ                                 ×             13      高後面 →SE
17日(●   曇り朝晩(一時雨                           ×             14      弱谷通過 朝晩SE
18日●    曇り明け方から時々雨                ×             12      低接近 SE→弱
19日●* 曇り時々雨日中雪混じる            ×              7      低通過 日中W 0cm
20日        曇り明け方から晴れ                    ☆            16      南高北低 W→弱
21日        晴れ                                                   ★            21      高圧部→谷接近
22日        晴れ午後時々曇り                         ☆            19      谷場→高圧部 日中NW
日付の後に付くマーク: ●=雨あり、小●=小雨あり、(●=ところにより雨、*=雪あり
天気:nyancotan 家の天気
星空予想:×=星空見えぬ、★=未明&宵に星が見える、☆=未明or宵どちらか見える
最高気温:nyancotan 家の日中の最高気温
気象要因:天気を支配する低気圧などの補足
        ( WNW・etc:冬型の気圧配置など、Wヒツ=西の風 非常に強い 20m/s、Nヤツ=北の風 やや強い 10m/s 、
            SE or W のみ = 風速 6m/s程度、数値 = 降雪量 )

※ 毎日一回の発表です。修正は致しませんが、日々大きく予想が変わることがあります。

NGC5005 りょうけん座 棒渦巻銀河

今朝は快晴!も・・南東の風が吹いています。

昨夜は案外と風も弱く、雲が広がるまで時間があり、一昨日の分を取り返すには十分

ぼちぼちと撮影が出来ました。

さて昨日UPしたペルセウス座の新天体ですが、スペクトル観測を経て「CV」と確定

銀河系内の天体とわかりました。

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NGC5005 りょうけん座 棒渦巻銀河:SBbc 9.8等 04月01日21時08分 ISO6400 30秒 17枚合成

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   同 C14+レデューサー(焦点距離 2463mm)オリジナル領域 上はピクセル等倍

大きな銀河で、暗黒帯的なものがぐるりとカーブしているので「銀河」っぽい姿です。メシエ天体に匹敵する明るさと大きさ、目視でも容易に存在を認めることが出来そうです。でも周囲を見渡しても、いつもと変わらぬ姿でした。

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       夕景 04月11日18時10分 昨日は水平線に沈みました。