nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

尾が伸びる C/2020 S3 Erasmus 彗星 11/15

今朝は晴れ!庭の鳥の餌台にはカケスやヒヨドリ & 珍客も

上空の様子はというと、高度1500m付近には雪を降らせる寒気があるものの

その上は平年よりも暖かく、時雨の雲を作るには力不足

ということで、本日は「洗濯日和」になりそうです。

さて新型コロナウィルス・・もう聞き飽きた感もありますが

これからが本当の正念場です。

急増している要因は「季節変化」いや「GOTOトラベル東京開始」などなど

医療や感染症の専門家でも意見が分かれるのが不思議な処

正直、GOTO に軍配を私なら上げるけど・・追跡できないのが難点、逃げ切る要因

「感染の対策が取れない場合は不要な外出は自粛」って札幌市民へのお願い

でも誰が対策を十分にとれるのか??

そもそも普段の風邪(インフルエンザ)よりも感染力が強いウィルス

ウィルスを粘膜に取り込めば・・25秒で感染するウィルス

感染するのが当たり前、十分な対策なんて実在しないのが現実なのに。

それでも命を救おうと医療従事者は懸命に働いている。本当に頭が下がります。

いつか報われる日が来ると心から願います。がんばろうニッポン!

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2020 S3 Erasmus 彗星 11月15日04時43分 ISO6400 30秒 25枚核基準合成 MT16+レデューサー

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  2020 M3 ATLAS彗星 11月14日23時52分 ISO6400 30秒 27枚核基準合成 機材同上

夜明けの「からす座」に輝くErasmus 彗星とオリオン座に輝く ATLAS彗星、同じ機材で写しても、全くタイプの違う彗星だとわかります。Erasmus 彗星は写してすぐに「尾」に気が付きました。しばらく静養してアストロアーツの投稿写真をみていなかったものだから、なんと皆さんしばらく前から尾を写していたなんて露知らず。。フレームの中心に彗星を導入したものの、慌てて少し位置をずらして撮影開始。なにせ薄明開始ぎりぎりでのタイミング。微かですが尾がのびている一枚を残せて良かったです。そしてもう一枚、こちらは撮影中に外へ引っ張り出したドブソニアンで見てみました。しかも自動導入機能のあるドブソニアンで手動導入!?電源を入れず上下左右をフリーストップにしてオリオンの左肩(γ星)から適当に・・1500㎜の焦点距離に 40mmの接眼レンズ、37.5倍できょろり。。。星の多い中に彗星をみつけました!上の写真、そのまま淡くしたイメージです。集光も認められますが、核の輝きはキラリとは違って明瞭な「点」は見つかりませんでした。そのついでにオリオン大星雲やすばる、M41、M79 なども見ました。M79 は無理だろうと思いながらスーパー適当に、たしかここら辺・・でなんと導入できました。ATLAS 彗星よりも暗いイメージですが、こちらの方が丸い集光のある姿。どんな風に天体がみえるのか経験を少し積んだので、案外と手動導入でもいけることがわかりました。これはこれで案外と楽しいものだと気付いた夜でした。

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アーモンド冬囲い 5月末に露地に移した 50cmほどの苗木は 1mを超える大きさに。寒さに耐えられるか微妙ですが、雪につぶされない様に寒さに負けない様にしました。

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 ヤマゲラ カケスの声に引き寄せられたのか?珍しくやって来ました。17日朝・・