nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

今、この時も 44P Reinmuth 第 2 彗星増光

今日は変わりやすい天気、雨が降ったり晴れたり

北海道をゆっくりと低気圧が通過中・・雷や竜巻に注意するよう気象台から情報も

さて私の星空予想でも「雪」が出てくるように一歩、季節が進みました。

当然、我が家よりも緯度の高い、ロシア・ウクライナも雪の季節へ

北海道は周りを海に囲まれているので、寒気が入って気温が下がっても知れたもの

それが陸地に囲まれた場所では、地面が氷点下になると雪も解けず、気温も上がらず

極寒の地に変わります。日本人の想像する「冬将軍」とは別世界

そんな中で命をかけて戦う戦士・領土を守る国民

私は過去に真冬の外で、徹夜を重ねて寝落ちしたことがあります。

寒さと疲れは眠気を誘います。当然、誰もそばに居ないので誰も気づきません。

北の国から」というドラマの中では、バス停で寝落ちして凍死した住民の姿も・・

ちなみに一番綺麗な自死の方法は「凍死」と云われています。

真冬の外で酒でも飲んで寝る。顔も幸せな表情、凍傷にならなければ全てがそのまま

まぁ好まざるか好まざらぬかは人それぞれですが・・冬将軍はあらゆる命を奪う力を。。

  超新星 SN2022xlp in NGC3938 10月21日03時11分 ISO12800 20秒 8枚合成 C14+れ

  同 オリジナル領域 上はピクセル等倍でトリミング 超新星は赤縦横線の交点に

10月13日に山形県板垣公一さんが発見された新天体、のちにスペクトル観測を経て「超新星」と確定しています。発見おめでとうございます。発見時は 17等級だった星は急速に明るさを増して私が写した頃は 15等後半位になっていました。明るくなると云えば、最近の報告で 44P Reinmuth 第 2 彗星が明るくなった。とありました・・が、光度は増光前が 17.7 等、その後は 17.1 等です。何時も思う事に、誰かが空を・天体を何時も見ている。という事に感動します。流れ星は一瞬の輝きで二度と元に戻りません。時の移ろいと命の儚さを感じます。写真の超新星も星の一生の最後の輝きです。万物は生きている = 必ず死ぬ、その繰り返しです。なので一瞬一瞬を大切にしなければなりません。生きている内は肌に触れる空気の温度も風の囁きも、手に触れるあらゆる物も、目にする全てのものに・・アイヌの方たちは、全てのものに神が宿ると信じています。アイヌ民族に限らず、人は全てのものに感謝して、そして死にゆくことにも感謝して。。貴方のそばには必ず神がいる。ウクライナで死にゆくものにもロシアに国籍をおいて死にゆくものにも、誰隔てなく神はそばにいる。誰かを守ろうとする一瞬の中に・・。

         夕景 10月28日16時13分 本日もお疲れ様でした。