nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

黄砂は去るも・・そんなものさ

今朝は当然の快晴!ただ南風・・これは未明から吹き始めて少々強まりだしている。

昨夜は予定通りの月夜のち星夜、そして南風・・寒かったですね~

風が出てきて C14 での撮影は困難、そんな時の強い見方が MT160 by 高橋製作所

風吹く中、夜明けまで撮れそうな天体を手動で導入してはパチリ

ちなみに・・最近、更新したお隣の外灯が超明るい水銀灯

南側の天体を撮ると望遠鏡の開口部に光が差し込む・・なので光除けに立ちはだかる

風吹く中、ずっと立ち続け、そして導入、また立ち尽くす

ふと気が付くと北東の空が明るい・・おぉ~夜明けだよ、久々の徹夜は寒い朝だった。

で・・黄砂は去って見通しも回復基調と思ったら、今度は大陸から森林火災の煙?

煙に南風、そんなに思う通りにいかないのが世の常です。

   M13 ヘルクレス座 球状星団 03月15日00時42分 ISO12800 13秒 17枚合成 C14+れ

天球上の位置は頭に入っているので MT160 に付属する 3cm 6倍のファインダーで導入できる貴重な天体のひとつ、北海道からみえる球状星団としては最大かつ豪華な姿を見せてくれます。昨年の岩見沢郷土科学館で行われた天体教室でも参加された皆さんに望遠鏡で見て頂きました。見せる前に図鑑で紹介されている姿、そして望遠鏡で皆さんが眺めるだろう姿を両方スライドで説明してから見て頂きます。すると見える姿に落胆することもなく、初めて目にする球状星団に感動してくれます。また次も見よう!という気落ちを抱いてくれます。個人的には図鑑の様に派手にみてもらいたい気持ちも無い訳ではありませんが、もし・・みてくれた方が自分で望遠鏡を手にして眺めた時に落胆しない様に、ありのままを見せる事を心がけています。最低限の装備(機材)で、どんな風に見えるのかを知ることは大切な事だと思うからです。

人も同じで、どんなに着飾っても、何時か裸の自分を見せる時が来ます。その時に落胆させない様に・・ありのままの自分を磨くことが地道ですが大切なことなのだろうと。。

 夕景 03月27日17時44分 一難去ってもう一難、思う通りにいくわけないか・・