nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

ぼ~っと眺めると M27 こぎつね座 惑星状星雲

今朝は晴れ、思いの他良く晴れています。

一昨日までの低温傾向も去り、普通の早春の陽気になってきました。

私はといえば管理人、今日で一週間が過ぎます。

色々ありましたが、なんとなく静かな「平常運転」に移行してくれています。

田畑へ水を流すためのポンプ、私が管理するのは二つ

その水は、遠く空知川から空知平野を南北に貫く「北海灌漑溝」で担保されています。

田畑へ安定的な水を供給する目的で先人が築いた北海道日本海側の命の水です。

このおかげで雪解け水がある限り、田畑は水に枯れる事はありません。

本当に凄い事業、考えだし実現した先人の意志を感じます。

ということで、その爪の垢ほども役に立っているのか???ですが、日々やっています。

さて G7 首脳会議・・共同発表する素案が報道に流れてきました。

この戦争で食糧危機など経済的に弱い立場の国が苦しんでいる・・人道的な問題

ウクライナからの軍を即時に撤退させ恒久的な平和をもたらす事、などなど

良いですね~ちゃんと「お役人」が働いている感じがします。

   M27 05月12日23時01分 ISO12800 2秒 21枚合成 135mm F2.5→4.0 固定撮影

       同 オリジナル領域 上はピクセル等倍でトリミング

揚水機場の管理人をやって、基本、そこに隣接する住宅で暮らしているので自宅の C14 を振り回すのは難しい・・ということで最低限度出来る事を。。昔ながらの「固定撮影」です。

先日、「かんむり座」の写真を撮って・・普通に 12等星位までは認識できるとわかったので、小さいながらメシエ天体なら写るのか?とチャレンジ!

135mm のレンズといっても私のカメラ PENTAX K-01 のセンサーが小さいので写る範囲は、本来の 70% 程の狭い領域 = 135mm なのに 200mm で写した感じの画像が出来上がります。

レンズの明るさは、恐らく変化はないとすると・・開放で F2.5 案外と明るいレンズになります。

で季節的に写せそうな M57 M27 M15 とか狙う訳ですが

やはり小さい・・これか?ってな感じです。もしオリジナルの天体の姿を知らなければ通り過ぎるかも。。

さて 135mm が、200mm 相当と書きましたが「標準レンズ」というものをご存じでしょうか?何が標準なのか・・と言いますと 35mmフィルムカメラで写した時に、写る画角(領域)が、人がぼ~っとみた時にみる範囲(領域)に近いことから「標準」としています。。次に 135mm というのは、人が物を集中してみつめる時の領域とほぼ同じ、とされています。

ざっと 50mm を 1 とした時に 200mm レンズだと、4倍(面積的には 1/16)を写す事になります。例えると 4倍の倍率をもった双眼鏡で眺めたものが上のオリジナル領域に等しくなります。

私は 8倍の双眼鏡を持っているので、上の更に 1/4 の領域を眺めることになります。ならメシエ天体の幾つかは双眼鏡でみつける事が出来るはずです。が・・・一番大切な事は、天体の位置を知っている事、やみくもに眺めても「星・星・星」です。ついでに、その天体のイメージを知らなければ、偶然、見えていてもスルーしちゃいます。

この M27 も 2秒の画像を 21枚合成して「これ」、肉眼では???かも知れません。人間の目は明るい場所では「超」がつく位、高性能ですが、暗い場所ではフクロウや猫にさえ勝てません。

生物には、それぞれに生きる場所と環境があります。人間は、何より「平和と自由」があってこそ・・G7 の宣言が地球に平和をもたらすことを願ってやみません。。