今朝は晴れ、天気の自動観測が始まった札幌管区気象台では消失した天気があります。
それは自動観測 = 機械で測る訳ですが、その中に「薄曇り」「快晴」はありません。
どちらも「晴れ」に含まれます。
というか、そこまでの判断は機械には無理・・
本当なら気象衛星の結果を加味すれば判断可能なのですが、それでも夜間は無理
ゆえに「晴れ」に統一しちゃいました。
さて昨日は、5日に計画している遠征撮影の現地調査へ
広い場所なので「雪捨て場」に利用されていたら、まだ雪の山があって使えない恐れ
行ってみると既にほぼ雪は無くなっていました。
公共の施設なので Google Map だと分からなかった「外灯」がありました。まぁ当然か
それでも撮影する方角は「海」、何も障害になるものも照明もありません。
夕景 04月02日17時57分 望来コミュニティーセンンターより
久々に海に沈む夕日をみました。が、風が 7m/s ほど吹いていて寒い & 写っている雲が地形性なのか?延々と動かない。。
このままでは彗星を写すことは厳しいので、雲を避けるために場所を変更・・時刻は 18時。。目指す場所は「新篠津」
車で走る事 1時間余り、新篠津につきました。が、木星はキラリと見えているものの肝心の彗星の目印となる「おひつじ座 α 星」が雲の中・・ここもか。。と諦めて自宅へ
走る事 30分弱、今度は雲も無く、木星も目印もみえています。なら最低限の撮影を・・と固定撮影を行いました。出来れば尾を長く写したい!
だったのですが、これが欲をかいて露出時間を 6秒にしたものだから、写った星は短い光跡を描いてしまい、今度は合成処理が上手く行きません。
と散々な一日でした。一応、残念な一枚がこちら
12P Pons-Brooks 彗星(左)04月02日19時39分 ISO3200 6秒 135mm F2.5 開放 固定撮影
同 オリジナル領域 上は 50% に縮小してトリミング、彗星の右に「おひつじ座 α 星」
彗星の頭部から尾がのびている様子はわかります。これを 2.5秒位に露出時間を短くすれば複数枚のコマを合成処理できたはずなのに・・駄目ですね。。
さて、そろそろ急増光するかも?と云われている「かんむり座 T」 ですが、昨日までの観測結果を・・
かんむり座 T ライトカーブ (~4月2日) by AAVSO
緑色のものが、人の目でみた明るさに近いのですが・・どうでしょう、ゆっくりと増光して低極から反転し始めた?的な感じにみえます。
今回は通常の変光の範疇で済むのでしょうか?もしかすると次の増光を迎え、更に次の低極を過ぎる頃・・一気にバーン!と来るのか。。目が離せません!