nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

経緯台自動追尾の精度をUPさせる方法

おばんでございます。Ⅱ

さて今夜UPするとしていたタイトル編です。

正直UPすることを、とんと失念しておりました・・。

先の記事をUPした後に「あっ!」、気が付きましたが遅すぎです。。お粗末

では、気を取り直して

私が使っているドブソニアン(開放鏡筒)は「経緯台」です。が

メシエ天体はもちろん、NGC天体を含む 500近い天体を既に撮影しています。

購入したのは、販売店の方の一言が決め手となりました。

「15秒位なら星を点に写す事が出来るほど、追尾精度が良いんですよっ!」です。

正直、無理でしょ!が、本当の気持ち・・

でも色々な方のブログやホームページを読みあさり、この機材で撮影する方を・・

値段は、赤道儀+望遠鏡に比べると破格!即決です。

まぁそんな事は、さて置いておいて・・本題に

追尾精度を上げる方法 ①

・台座の設置を限りなく水平に行う。水準器を使いこれ以上ないでしょと云う位

追尾精度を上げる方法 ②

・アライメントをする際に、写したい天体に出来るだけ近い星を第 2星に選択する

追尾精度を上げる方法 ③

・写したい天体の傍に第2星にする適当な輝星がない場合は、第2星を写す天体と第1星の延長線上にある星を選ぶ(出来るだけ撮影対象天体に近い方が良い)

追尾精度を上げる方法 ④

・正中(南中)前後は、追尾精度が落ちるので前 or 後で撮影する(方位 160°~190°は避ける)。同様に天頂通過前後も良くないのでタイミングをずらす

追尾精度を上げる方法 ⑤

・風が大敵なので、風速 2m/sを超えるなら撮影を諦める    

今のところ、以上で 露出 20~30秒は可能です(正直、もう少し行けそう)。「風」は、もし観測ドームがあれば解決します。が、それ以外は地道な努力です。でも頑張るとこんな写真が手元に・・

f:id:nyancotan:20150307175110j:plain M10(へびつかい座 球状星団

注:上記は、あくまでも スカイウォッチャー DOB GOTO12 で得られた知見です。他の機材に当てはまるかは、まったく判りませんのでご容赦を願います。