皮肉なもので、市民天体教室の開催日は雨だったのに
今夜は、晴れそうな気配です。
そんな夜空に、彗星らしい姿の明るい彗星もいないし。。と思っていたら・・
北海道では地平線の下に隠れていた、2013X1 PANSTARRS 彗星が天球上を北に動き
漸く、地平線の上に顔を出す様になってきました(と云っても、最大高度 5°ですが)
南中時に火星の真下に位置しているので、もしかすると写るかも 135mmレンズで!
だめでも、秋の銀河が夜半前には輝く季節
ボワッと霧でも出なければ、朝まで銀河を撮る夜となりそうです。
M31(アンドロメダ座 渦巻銀河:Sb 4.8等)07月06日23時45分 135mm 三脚固定撮影
M31 DOB GOTO12(口径 305mm 焦点距離 1500mm)直焦点撮影 06月29日00時21分
悲しいかな・・アンドロメダ大星雲(銀河)は、大きすぎて(地球に近い)ドブソニアンではフレームからはみ出てしまいます。なんとなく、135mm(200mm相当画角)の方が馴染みのある姿。。明るく大きな銀河なので、超高感度固定撮影+DSS多数枚コンポジットで、それなりの一枚に仕上がります。アンドロメダ銀河なら近いので、きっと超新星が現れれば・・135mmで写しても十分に捉えられそうです。対象に応じて機材を変えるのは面倒ですが、一考ありですね。それにしても、固定撮影 ISO12800 3秒 + 59枚合成 ≒ ポータブル赤道儀的な一枚。。かなり勉強になりました。
※ 経緯台の追尾精度に関する記事を求めておられる方は、左の検索欄に「追尾精度」と入力して検索すると、幾つか記事が出てきます。ただし、スカイウォッチャー DOB GOTO12(私の手元の機材のみ)に関するものですのでご了承下さい。
※ DSS による画像処理方法は、こちらの記事を参照下さい。nyancotan といっしょ! DSS 画像処理 - nyancotan's diary