今日は暖気が入り、寒さもひと段落。。といっても、外はマイナスですが
さて晴れる可能性が少しでもあれば、撮影にチャレンジする訳ですが・・
実は、余り撮らない方角と時間帯があります。特に彗星の場合には。。
そんな私ですが時には無茶をして撮ろうか?と思う時があります。今回はそんなです。
45P 本田・ムルコス・パデュサコバ彗星(45P Honda-Mrkos-Pajdusakova)
12月12日17時03分 直焦点 ISO1600 5秒 15枚 RejiStax Ver.3 で彗星核基準合成
こちらがその彗星、日本人の彗星捜索者の伝説的存在の本田実さんが、1948年に発見された周期彗星。5年半程で太陽を一回り、今回は発見されてから13回目の太陽への接近らしい。2月には6等級まで明るくなるというから楽しみです。そんな彗星は大晦日に太陽に最も接近する。日が沈み、次第に暗くなる南西の空で狙うのですが、かなり辛い環境。加えてこの季節、次があるかは神のみぞ知る。。そんな彗星です。で次は・・
144P 串田彗星 同日05時32分 ISO6400 20秒 10枚合成 by DSS処理
同 反転トリミング処理
こちらは太陽から離れつつある夜明けの空で輝く串田周期彗星、先回(10/15)撮影した時は「ろくぶんぎ(六分儀)座」で12等級、もっとしっかり姿が写りましたが、今回は元画像からは見出せず、合成してやっと浮かんできました。ひと仕事終えて休養に入る彗星らしい姿です。この日は銀河(NGC4703)も一緒に写り、ちょっとラッキでした・・と言うように晴れれば、未明・夕方問わず望遠鏡をセットして写す~、この日の最後は満月前のお月さま。フレームの隙間をみると、かなり地球に接近の様子。。
月(月齢 12.9日) 同日19時23分 DOB GOTO12 直焦点 ISO400 1/640秒 合成ナシ
12月12日・・氷点下 18度まで気温が下がった朝の景色、木々にも霜の華が咲きました。
霜の華 12月12日午前そして雪が舞う