nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

風が弱ければ・・NGC891 アンドロメダ座

昨日、仕事が終わったころは・・まだ月も輝きを保っていたのに

冬タイヤへの交換作業を終えて、帰宅したころには残念ながら「朧月」。。

外で待機中だったドブソニアンも出番なし、でした。

さて今朝は、その上空の雲も東へ去って快晴!!

今夜、月が沈むのは、午後 10時過ぎ

皆さんの休みが就業日の私は、明日・明後日と仕事

適当に切り上げて休まないと、来館された方の前であくびがでちゃう。

失礼にあたらない様に自己管理が大切です。

南風が強まるので撮影できるのは今夜だけ、また温風で霜対策しながら撮影します。

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  NGC891 10月24日20時03分 ISO6400 30秒 + 80秒 計28枚合成 C-14 + x0.63レデューサー

銀河の説明・・アンドロメダ姫の左足の先、渦巻銀河:Sb 10.0等です。先回も同様の機材で撮影しています。それがこちら

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        同 09月21日21時10分 撮影 ISO6400 30秒 23枚合成

一見、大きな差がないように見えますが、星像の肥大が抑えられています。今回は、バルブ機能を利用して 80秒露出のコマも混ざっていて、上の姿なので上出来でしょう。リモートシャッターを購入し、バルブ機能が利用できるようになり露出時間に 30秒の縛りがなくなって、初の延長撮影でした。実は・・当初、写した 60秒露出!?星が流れました???えー、と思い。極軸を確認・・・ずれていました。なぜ??思い当たる節があります。撮影の時は、観測小屋の中(望遠鏡の周囲)を移動するのですが、大きな鏡筒には気を使うのですが、もう一方のウエィトの塊は余り気にしておらず・・時々頭をぶつけます。先日は、たんこぶから出血まで。。どうも、そんなこんなで軸がずれてしまった様です。なので再調整して撮影。レデューサーを付けた状態(焦点距離 2643mm)なら 120秒までは風がなければ楽勝の様です。色々と試行錯誤が続きますが、地道に・・です。