昨夜は・・結局、暗くなるにつれて雲がはびこり駄目でした。。
その雲は、まだ石狩平野に残っていて、当地でも朝露がびっしりと草木に残っています。
ま、いつもの St(層雲:Stratus)です。
今夜は上層の薄い雲がとれず、晴れるのは・・月が上弦を迎える 9月17日の予定です。
月が沈むのは午後 10時半頃、夜が長くなってきたので、夜明けまで残り 5時間余り
さて、どんな夜になるのでしょうか
46P ビルタネン(Wirtanen)彗星 09月11日00時01分 ISO6400 30秒 16枚合成 C14+レ
同 反転・強調処理
38P ステファン・オテルマ(Stephan・Oterma)彗星 同02時10分 同14枚彗星核基準合成
9月2日に撮影して、影も形も捉えることが出来なかった 46P でしたが、今回は姿を認めることが出来ました。南に低い位置にみえる北海道では、観測で報じられているよりも暗く感じますが、それでも彗星らしい雰囲気はあります。彗星は、わずかに西側に尾が伸びているようです。この彗星は、日本からの観測条件が良く、太陽に近づき地球にも接近する 12月上旬、月光もない空で 4等級の光芒となり「おうし座」の足元に輝く予定です。本州ではもちろんですが、北海道でも見やすくなるので楽しみです。一方・・初の撮影で、あっさり姿を捉えた 38P ステファン・オテルマ周期彗星ですが、既に尾も伸びています。こちらも、これから見頃をむかえる彗星。周期は 38年なので、私は、これが最後の回帰となるかもしれません。次の近日点通過は、2056年ですから・・。そう思うと、人の一生は長いようで短いですね。もしガラパゴスゾウガメなら、生涯に10回ほど眺められるのに。。