nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

2017T2 PANSTARRS & 2019Y4 ATLAS

今朝は雪が落ちています。少し視界を遮るほどに・・。

今日から25日頃まで上空の寒気の影響を受けやすく、天気はパッとしません。

明日は新月ですが、おそらく手も足も出せません。

25日は、金星が東方最大離角を迎えます。

黄道が天球上に対して立っているので、とても高い位置に金星が輝いています。

夕焼けの中に地平線と一緒に写そうとすると、とても画角の広いレンズが必要です。

さて・・ IOC東京オリンピックの開催に関して 4週間以内に結論を

関係国との協議もあるので時間がかかるのでしょが、日本だけのことを思えば

4週間経っても、感染等の状況は悪くなる可能性はあっても、好転する可能性はゼロ

ただ、ここに来て万が一、開催された時の最大のライバルが中国に。。

おそらく優先的に選手を感染させ抗体を持たせ、大挙、送り込むだろうと

対する日本は、選手を安全なところに退避させつつ開催を待つので

場合によっては、運悪く感染してしまい出場ができなくなる選手が現れる。

金メダルは、全ての競技で本邦と中国、二国の争奪戦 ! ある意味、歴史的開催です。

ただ、それを「オリンピック」と言うのかは、微妙ですが・・。

日本の経済活動を復活させるには、国民を「抗体を持つ人」に変えることが必須です。

いくらお金を撒いても、企業に融資しても、人の動きが止まったままでは回復しません

半年で劇的に回復させる方法はありますが

人道上・・中国の様な「まね」が出来るのか、それが問題です。

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  2017 T2 PANSTARRS 彗星 03月21日20時23分 ISO6400 30秒 24枚彗星核基準合成

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  2019 Y4 ATLAS 彗星 03月22日01時36分 ISO6400 30秒 28枚彗星核基準合成

同一夜の彗星です。少しの違いは、パンスターズ彗星を撮影した頃は風が無く、後者の撮影時は風が吹いていたこと・・。アトラス彗星の写真の中で光跡を引く恒星が断続しているのは、風の影響を受け、星が ☆ 形になって使えなかったコマがあるため。さて二つの彗星ですが似てはいますが、輝度や尾の広がりに違いがみられます。軌道上を動く彗星を、地球上から眺めている状況の違いが姿に現れているのでしょう。シュッと尾を引くアトラス彗星ですが、5月末に近日点を通過します。その前段、光度が増してくる彗星を夕空のなかで楽しめます。先日、その模様を解説する資料を科学館用に作成しましたが、5月中旬にはペルセウスの足元に輝く予想となっていました。この写真の撮影時に、その資料に使った星図(5月20日20時30分)と、みている空が同じイメージになっていることに気付きました。で・・・観測小屋からは、そこは見通せない領域であると。。やはり、何処かしら空の暗い、北西の空が開けている場所へ行くことが必要だと。。彗星を写すためのレンズよりも、まず適当な場所選びが必要なことがわかりました。そんな資料はこちら

f:id:nyancotan:20200323075452j:plain 岩見沢郷土科学館掲示用に作成した資料、光度は控えめ

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        夕景 03月22日17時25分 天気は下り坂・・雲の向こうへ