nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

小惑星 1998 OR2(52768) 地球に接近中 !

今朝は少し風がありますが、晴れ !!

どうも早朝の彗星を追っていたものだから、体が勝手に午前 3時前にスイッチが入る

で午前 3時に窓から外をちらり。。のっぺりとした灰色の雲に覆われたまま

当然、布団へ舞い戻る。なのに起きると青い空・・う~ん。

さて、Sky & Telescope の記事に、マスクをした小惑星 ?? そんな記事が

公転周期 3.7年弱の小惑星 1998OR2(52768)が、近日点を迎え、地球に接近中 !

遠日点は火星と木星の間、小惑星帯。近日点は、ほぼ地球軌道上

所謂、地球近傍を通過するちょっと危ない小惑星のひとつです。

その小惑星、遠日点の頃は 22等級の暗い星ですが、今は 11等級と明るくなっています。

軌道の関係で、今夜は「うみへび座」の首元、月末には胴体をすり抜け南の空へ。

見頃、という意味では月光の影響も小さく、天球上の位置もわずかに北の今後数日

HORIZONS Web-Interface を駆使つつ、自分の観測場所での位置を推算し

撮影してみてはいかがでしょう。。

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 M100 かみのけ座 棒渦巻銀河:SBbc 9.4等 03月29日21時13分 ISO6400 30秒 21枚合成

1月7日に超新星が発見された銀河ですが、この撮影日よりも前・・3月9日には、その存在は写らない・・。と報告がありました。少々、画像をこねくり回しましたが、銀河内の腕・構造物 ? による輝度の高い部分はありましたが、超新星が輝いていた場所には相当するものは確認できませんでした。いつもの姿に戻ったということですね。さて WHO事務局長のテドロス氏が先日「世界は元に戻らない」と発言をしました。どれほどの意図をもって発した言葉かは本人以外誰も知る由はありませんが、ある意味、希望を打ち砕く悲しい一言です。米国のCDC長官も「今年の冬に流行するインフルエンザは新型コロナウィルス感染と同時期になるおそれがあり、今よりも壊滅的な危機になる。」そんな発言をしています。。これまで暮らしてきた世界観とは違う未来があるということを示唆しているのでしょうね。米国では効ウイルス薬のひとつが失敗に終わったと WHO が発表しました。いつ期待の星が現れるのでしょうね。現場の医療関係者も自分の命を危険にさらしつつ、一つでも多くの命を守ろうとしています。一方で目を擦りながらワクチンの開発を目指して日々奮闘している研究者も。色々な意味で一人ひとりが脇を絞めて生きていく必要があります。まずは生き抜かないと。で・・買い物、三日に一回は普通でないか !?