nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

M74 うお座 渦巻銀河 & 小さな渦巻南下中

今朝も雪・・昨夕、暗くなってから日中降った分をぶっ飛ばしたおかげで

今朝はさらり。。も、雪は早朝に比べ強まり、今は 200m先も見えない状態。

原因は、北海道西岸を渦を巻く小さな低気圧がゆっくり南下中!

その低気圧に伴うまとまった雪雲が頭上に入っています。

そんな調子で、今朝やっつけた分はあっと言う間にリセットされ、更に多くの雪に。。

ま、風がないだけまし、これで風が吹いたら、ホワイトアウトになりそうです。

その小さな低気圧、不明瞭になりながら我が家の南へおちて太平洋側へ行く未来

すると風向きは北北西の流れになって、増毛山系の山陰にはいり少しの晴れ間も期待!

まぁ過度な期待は禁物ですが、昨日よりは遥かにましな天気が期待できます。

あとは風次第、吹雪くことが無いことを願うのみ。

あと 一時間ほどで「渦」は我が家の南へ

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 M74 うお座 渦巻銀河:Sc 9.2等 11月14日20時15分 ISO6400 30秒 20枚合成 C14+レデューサー

外側を取り巻く腕が波打つようにみえる、ちょっと風変わりな印象を受ける銀河です。過去には超新星が現れたこともある銀河なので、写すことも多い対象です。バランス良く渦を巻く姿は、宇宙にも地球にも・・地球では台風や潮の流れで出来る鳴門の渦潮も「見える渦」として有名です。普段の生活の中でも、小さな川の瀬に渦が出来ては消え、また出来る。とか、お風呂の栓を抜いた時に最後の最後に流下する水が渦を作る様子もみられます。密度の違いや、初期のインパクトや環境場で渦の大きさや巻く向きに違いがでてきます。小さな子供なら外で遊ぶ中で色々な渦をみているはずです。が・・大人になると、自分が必要なものに興味が移り、視線の向かう方向が小さくなってしまいます。極めれば凄いですが、そうでない方は、色々なチャンスを逃していることに気付きません。新型コロナの影響で、思わぬ才能を発揮している方がいますが、ある意味、どんな環境でも色々と観察し、自分には何が出来るのか?を考えているのでしょうね。チャンスは平等に何処かにある・・それを見つけられるか、自分は気付くことができるか?です。