nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

ジェット気流は下がり、今夜は惑星でも

今朝は晴れ・・今も晴れ、予定では今夜も晴れ!

さてパラリンピックが閉幕して、パリに大会旗が渡りました。

頑張りましたね~皆さん、いい思い出と悔しい思い出、色々な思いが湧き、そして次に

私も何時、立ち位置が変わるか?未来は分りません。。

ですが、もし、その時が訪れたら皆さんの姿を思い出して、立ち上がりたいと思います。

色々な意味で、勇気と強い気持ちをみせて頂き、ありがとうございます。

またパリで輝く姿をみたいと思います。

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                          土星 2020年撮影 C14+レデューサー on NexImage5

今夜予定通り晴れてくれたら「惑星」を撮ろうと思います。上空 10000mほどを突っ走るジェット気流が、少し北海道よりも南へ下がりました。上手くいくと大気の乱流が小さくなっている可能性が高いです。予想通りなら惑星も乱れの小さな像になってくれると思います。天体撮影の難易度が高いものは、昔から月面、次に惑星、と順序があります。それは、どれだけ高性能な機材を使っても、大気の乱流で綺麗な像に出会わない。ことに寄ります。「運」も味方につけないと良い画像は手に出来ません。。撮影していて感じるのは、オホーツク海高気圧に覆われているような場合の「下層の大きな逆転層」、地上の天気は良くても上空の風が強く乱流が発生している「ジェット気流近傍」では、余り良い像が期待出来ない事。。大気中の密度の違いは光の屈折を生みます。人間の目で消える屈折は「蜃気楼」位なものですが、その他にも多様な密度の違いが大気中にはあって、僅かですが光が屈折を繰り返しています。月や惑星の撮影は「強拡大」の世界です。人の目では分からない僅かな大気の乱流(密度の乱れ)が、拡大した像を乱します。さっ今夜はどうでしょうね~、星が瞬く様だと、テンションが下がります。星の輝きが微動だにしない夜になりますように。。

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夕景 09月05日17時54分 午後、湧いた雨雲。我が家にも雨を降らせました~~残念!