nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

雨は山沿いで多いもの

今朝は霧のようなものが山の肌をなめていますが、天気は晴れ!

今日・明日は我が家周辺では雨の心配は無用の様です・・けど暑いのは変わらず

さて昨日・・雷注意報が発表されていた我が家周辺

岩見沢市街では、バリバリ鳴って落雷もあったようですが、近い様で遠く、雨のみ

雨量も 30mm位は覚悟していましたが、微妙な隙間で強く降るものはなし

畑に行き渡る水を撒いた程度で済みました。こんな調子・・

       解析雨量 7月31日18時10分までの 24時間雨量 by 気象庁HP

これをみると雨の降り方は強弱はありましたが、ほぼ地域に 5mm ほど降らせて終わったことがわかります。

それでも少し視野を広げると・・夕張と富良野の境界(山間部)では 130mm に達している所もあり、局地性が強かったこともわかります。

「山の天気は変わりやすい」とは登山者がよく言う格言ですが、山は晴れていると山肌に沿って山頂を目指す風「山風(やまかぜ)」が吹きます。晴天に登山をしていると、この風が心地よいのですが、この風は地形性の風、山肌で温まった空気は周囲の空気より密度が下がり軽くなり、そして上昇気流を作ります。

もう一つ、普通に吹いている風は山肌に当たると、行く手が無くなるので山肌に沿って山頂を超えようとします。ゆえに上昇する流れができます。これも地形性の風

その両方が加わって雨雲が成長すれば、当然、山の周囲は周辺よりも活発な雨雲となる。。なので雨量も多くなる。

山に雨が降れば谷に沿って下流に流れ落ちる。高い山を背にするような川は、こんな時に急増水します。

雷の音、川の水の濁り・・夏休みに入りましたが、特に川遊びは、目と耳を生かして安全に楽しみましょう。