nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

IC65 アンドロメダ座 1億2000万年先

今朝は?月の光が届いていました。と思ったら雲の向こうへ・・

新たに積もった雪は 1cm ほど、風も穏やかで静かな朝です。

最新の気象予想資料をみると、暗くなる頃までは雪、午後から北風が強まりそう

買い物は午前中が良さげ、という事らしい。

さてウクライナがロシア西部へ攻撃、先日、侵略行為後の最大の攻撃を受けた反撃

ロシア当局は 18名が命を落としたと発表されるも

これまでの間、自分たちが何名のウクライナ市民を殺したのか・・

どうして自分の行為は棚に上げて、他人の非ばかりを発表するのか?

これはイスラエルにも云える事

最近ではロシア当局は、国民に向かって「兵士を産め」と指導しているとか・・

戦後の日本でも「産めや増やせや!」と政府が云っていたが

それは産業復興の担い手を確保するもの

ロシアのそれは、人殺しをさせるために・・よくも、まぁ人間離れした事が云える事

IC65 アンドロメダ座 渦巻銀河 12.9等 10月13日20時00分 ISO12800 20秒 15枚合成 C14+れ

                同 WikiSky による画像

     同 C14+れ オリジナル領域 最上段はピクセル等倍でトリミング

WikiSky の画像で銀河の左に離れて明るく輝く星は 7.7等星、という事で、この画像にある世界は通常の人間が肉眼でみえるものは何一つありません。

望遠鏡で見るから、撮るから見えてくる世界です。

渦を巻く銀河に重なる星が幾つもあって、少し期待をもたせますが、まぁ何時もの通り、全て私たちが暮らす「銀河系」の星が偶然、同じ方向にあるだけ・・。

あらゆる生物は、地球という惑星の中で「偶然と必然」の狭間で産まれ、そして死んでゆきます。

ある意味では、全ての生物は死ぬために産まれてきている。とも言えます。

それは生きた間の記憶を、次の世代に繋ぐ行為でもあります。

出来れば美しい人間の姿を次の世代の「記憶」の中に残してあげたい。そう願います。

が、理想と現実は違って、醜い人間の姿を記憶に残して、次に繋いでいます。

ゆえに、また自らが醜い姿を生きている間にさらす。

永遠にその繰り返し・・人間とは「本当に悲しい動物」です。

今年も今日で 2023 年が終わります。

せめて、一つだけでも楽しかった記憶を思い出しましょう。次につなぐために・・。