昨夜は、予想資料よりも雲の拡がりが遅く
撤収したのは午前 1時、火星が地平線から浮かんだ頃。
一昨日、木星を撮影した MT160 & TS90型赤道儀は小屋へ格納していたので
昨夜は、DOB GOTO12 のみが動画撮影用の機材として運用予定。で・・
撮影スケジュールを明るいうちに作るのですが、月を撮影後にちらりと眼視で木星を
おっ!大赤班が見える。と直ぐにわかる状況(この時点で木星の仰角 26°)
スケジュールでは南中過ぎの 23時頃(仰角 31°)に撮影予定、それよりも 2時間前。
まぁ肉眼で、まずまずなら撮っちゃおう!と・・さて、どんな木星に仕上がるのか。
そして、今夜は晴天続きの最後の一夜。
月面エックスが見られるという月夜、予想資料では夜明けまで快晴の予定
いつの間にやら、土星の本体よりも大きくなっている火星を撮りたいと思います。
月(月齢 5.0日) 05月20日19時44分 ISO800 1/250秒 MT160+コレクター(焦点距離 1330mm)
木星 同日22時52分 MT160+コレクター NexImage5 Gain20 50fps 1/39秒 1000コマ合成
一昨日、超久々に撮影できた月と木星です。正直な処、木星は肉眼ではかなり厳しい状況で、露も酷いし DOB GOTO12 での撮影を見送りました。が・・処理をしてみると、案外としっかり写っていました。覆水盆に返らず・・時計は戻りません。と言うことで昨夜の対処につながる訳です。チャンスを逃すな!ですね。さて・・今夜は、しし座に輝く月が地平線の下へ沈むのは、午前 1時前。薄明が始まるのは午前 2時、わずかな闇夜です。写真・・木星本体の左にある影は衛星 イオのもの、そのイオは影の左に離れてかすかにキラリと写っています(みえるかな?)。