今朝は快晴・・ただ霧が発生し石狩平野の低い場所に漂っています。
昨夜から良く晴れて、所謂「放射冷却現象」が起こり、地物のほとんどに霜
午前 2時半に起きて撮影するために望遠鏡を外気に慣らそうと屋根を少しオープン
望遠鏡の鏡筒にも赤道儀にも霜
それでも起きてすぐに撮影するためには外気に慣らしておかないと・・
撮り始めは、外気に冷やされ鏡筒内の対流が顕著で星の像が「ゆるゆる」に
それだと時間が勿体ないから、あらかじめ外気に慣らす。これでバッチリ!
という事で未明の彗星です。
364P PANSTARRS 彗星 04月03日03時20分 ISO12800 20秒 25枚核基準合成 C14+れ
先回(3/28)よりも更に地球に近づき、見かけの動きが速くなっています。星間を動く様子が一コマ一コマではっきりと分かります。と云うか・・実は露出時間 20 秒の間にも核が移動していて本来「点」に写すはずの核が間延びして長方形になってしまいました。この焦点距離で写すには、もっと短い時間設定が必要だった様です。とりあえず尾を引く「ほうき星」的な姿は写すことが出来ました。西の空には大きな月が煌々と空を照らしていて、一方の東の空は、この頃から薄明が始まる。精一杯のタイミングでこれ・・。この後、彗星は 5月14日に太陽に最も近づきます。なので地球からは遠ざかりますが、急速に暗くなることはありません。またチャンスを見つけて写してみます。
夕景 04月02日17時58分 昨日の日没は 18時丁度でした。