今朝は曇り・・生温かい空気に覆われていて、既に昨日の最高気温を凌駕しています。
さて次々と発生する台風、今朝は台風第 12号の報です。
これで広くみると日本の南には三つの台風が存在しています。で最右翼は台風第 9号
少し互いの距離はありますが、少なからず相互作用を及ぼしあっています。
というか作用中心が台風第 9号というのが正しいかもしれません。
さてそれぞれの台風の進路予想ですが、本邦のモデルは当てにならないので
現在は限りなく「米国台風予想」に乗っかっています。
と云うか、これが無ければ台風第 12号は存在していないかも知れません。
ちなみに本邦モデルは、台風第 11号の成れの果てと、第12号のあとに発生するもの
これらが大陸で温帯低気圧となって本道を来月 8日頃に通過させます。
発達してね・・ただ、実はそんな予想は欧米には微塵もありません。
要は予想は空想に近い世界だという事です。
物理現象なので「答えは一つ」しか存在しませんが、気象予測モデルは複数の未来が存在
それは「初期値」と呼ばれる値を実際の値に置き換える事が困難なためです。
海上のデータ、中空のデータ、もちろん台風直近のデータも穴だらけ・・
なので「それらしい値」を少しずつずらして初期値として与えて複数の未来を予測させ
なんとなく、まとまった答えが出るなら、それを採用しましょう!
「最も確からしい答え(未来)」として未来予想図を構築し、天気の予想に使います。
アンサンブル予報なんて呼ばれます。が、これも万能ではなく日々揺れた答えを出します
予想の路線を日々変えると予報が雨・晴れを繰り返す羽目に、そんな訳にもいかないので
「とりあえず」大筋は昨日の路線を踏襲しましょう!となる訳です。
なので台風のコースが突然変わったりしません・・ゆえに当たらないかも知れません。
実は本当の答えは「誰も知らない」、それが真実です。
私達は「最も確からしい」・・けど、怪しげな未来を毎日眺めて暮らしています。
NGC4340(左下) かみのけ座 レンズ状銀河 11.0等 03月27日22時48分 ISO12800 13秒x14
同 C14+れ オリジナル領域 上はピクセル等倍でトリミング NGC4340 右上に NGC4350
全く違う印象を受ける二つの銀河ですが、実はどちらもレンズ状銀河で形態の分類もわずかに違う程度、むしろ、ほぼ同じものを違う角度で眺めている。とした方が正しいかも知れません。
同じなのに違う様にみえる・・人も同じで「現代人 = ホモサピエンス」ですが、地域によって色々な肌の色や目の色、思想や信条、宗教や話す言葉も色々です。だからといって「片や人間、こちらは人間じゃない」という時代は終わり、今では互いを認め合い人種を超えて交流があります。最たるものはオリンピックに代表されるスポーツの世界でしょうか・・。
同じルールの下でそれぞれの人間性、国民性を生かして戦略を立て競技を勝ち抜く、そこに「言葉」や「肌の色」は関係ありません。純粋なスポーツには個々人の信条や宗教観を超越する力があります。次に音楽や絵画などの芸術の世界、書籍にも同様の自由と協調性や過去の偉人を敬い、次世代につなげる。。そんな力があります。
それも「人間」の世界・・ただ、これも少し視点を変えると「井の中の蛙」でしかありません。
人類は自分たちを育んでくれた地球や宇宙に感謝して暮らさないと・・他の生物の生命を尊重し、暮らしを守り、未来につなぐ。。
同じ人間を「テロリスト」呼ばわりして・・恥ずかしくないのか?と思います。
先日アフリカ中部のガボンで大統領選挙が実施され現大統領の当選が云い渡されました。が、軍が「選挙には透明性がなく無効」だとしてクーデターを起こし、権力を掌握しました。
そんな話し・・数年前にアメリカでも「選挙は不正が行われていて大統領の当選は無効だ!」と、何処ぞの馬鹿がいい、群衆を扇動して米国議会へ、暴動です。一歩間違えれば、これもクーデター
なにもかも、あの馬鹿から世界は狂い始めた。。