nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

M57 こと座 惑星状星雲 霜月始まる

今朝は薄曇り、南風が草木を揺らしています。

気象レーダーをみると・・すでに西海上には雨雲が列をなして接近中

予定通り 11月に入ると雨の日が多くなりそうです。

さて、しんしのつ天文台の一般公開が明後日・明々後日と行われます。

生憎 3日は雨が暗くなる頃まで降るので公開するか微妙

明けて 4日は晴れます。が、遅い時間になるほど上空を雲が覆いそう、どうでしょう

私はと云うと 3日はスルーして 4日に DOB GOTO12 と共にボランティア参加

恐らく 100名以上の方々に何かしら見てもらう事になると想像しています。

見て分かり易いのは「土星」「木星」、この夜の「月」は、午後 10時前に顔を出すので

公開予定時間は、午後 7時~ 10時まで、上空の雲さえ厚くならなければ・・。

   M57 こと座 惑星状星雲 10月12日19時39分 ISO12800 15秒 19枚合成 C14+れ

       C14+れ オリジナル領域 上はピクセル等倍でトリミング

一般公開の中で、この天体も観測の対象として適当かもしれません。DOB GOTO12 反射式望遠鏡を使い 60倍位でみると、イメージはオリジナルの大きさより少し小さい位に丸くみえます。

ただ見えるのは、ある意味「訓練を重ねた方々」で、初めて望遠鏡を覗く方は半数の方は認める事が出来ません。

そもそも論で、どんな風に見えるかのイメージがないため・・「みえない!?」となります。

岩見沢郷土科学館での観望会でも同様です。折角、時間をさいて興味をもって来たのに「見えない」では悲しすぎます。

なので必ず見る前に、みようとする天体が、人の目でどんな風にみえるかを画像で示します。普通の方は、惑星は簡単に認め楽しんでくれます。が、上の様な天体は図鑑の様にみえると信じているからです。

そのイメージを壊してしまわないと「みえているけど、みえない」となってしまいます。

さて、しんしのつ天文台に来られる方々は、「みえます!」と云ってくれるのでしょうか?望遠鏡の鏡も洗って光軸も合わせ準備は万端、すでに車に積み込んでいます。どんな答えが返ってくるのか?こちらもドキドキです。