nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

NGC3021 こじし座 渦巻銀河

今朝は小雪、地面が透けて見える程に薄っすらと・・

風も無く穏やかな朝を迎えています。

さて 日中は雨になると思っていた 31日ですが、今日の予想ではギリギリ湿った雪かも

翌日にかけ急速に寒気が強まるので、元旦の朝はどんな景色になるのか?

湿った雪がそのまま凍り付くのか?地面付近だけ融けたような雪の上にガチガチの雪?

木々は八甲田山樹氷?強風も加わり重さに耐えられなければ倒木 = 広域停電?

まぁ悩んだところで降るものは降るので、その時考えよう!

所詮、自然の前で人間の出来る事は知れている。

NGC3021 こじし座 渦巻銀河 12.1等 10月24日04時07分 ISO12800 20秒 15枚合成 C14+れ

       同 オリジナル領域 画像内の複数の直線は人工衛星の光跡

小さな渦を巻く銀河です。実際の直径は私達の暮らす銀河系(直径 10万光年)の半分以下の 4万光年ほど。。

こじし = 小獅子 = 小さなライオンですが、描かれている姿も大きなライオン(しし座)の上にちょこんと乗る様に小さく描かれています。

さて画像に煩く写り込んでいる人工衛星ですが、自ら光ることはないので、月などと同じ様に太陽の光が反射した輝きを見ています。なので地球の影の中を通るような「深夜」には、通常は人工衛星はみえません。

およそ明け方と夕暮れに多くの姿を目撃します。

普通は軌道上を動いている(地球を周回)ことと自身が回転してることで、よく見ると明るさの変化を伴いながら動いているものが多いとわかります。中には消えたり現れたりする程の明るさの変化をするものもあります。

まぁ追うと、同じ直線的な運動の中で動きながら消えたり・現れたりするので UFO ではない。と判断できます。

その多くは天球上を動くスピードもほぼ一定で、急加速したり減速したりすることはありません。

ただ空をみていると、限りなく留まっている星とは対照的に「動く」ので目につきやすい。子供でも簡単にみつける事が出来るのが少し楽しい所でしょう。

最近では団体行動をするスターリンク衛星もありますので、考え様によっては「人工衛星」観察も、天体教室のひとつに出来るのかも知れません。