nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

月面エックスならぬ銀河エックス NGC660

今朝は予定通りの曇り空、天気は下り坂・・。

普通は気圧が下がると低気圧が接近中で「天気は下り坂」みたいなものですが

北海道日本海側の冬は、間逆!

低気圧が雨・雪を降らせたあと、気圧は上がるのに天気は、より悪くなり吹雪きます。

大陸から高気圧が張り出しを強めると、一緒に寒気が流れ込み、日本海で雪雲発生!

当然ながら、風下の北海道日本海側にある我が家も雪雲の通り道に。。

あとは風の向くまま、気の向くまま、寒気が弱まるまで降り続けます。雪が積もります。

今年は雪と雨が交互に降るので、実は余り雪が積もっていません。

これを温暖化!と関連付ける方もいるでしょうが、その実際は誰もわかりません。

とりあえず「お正月」くらいは、真っ白な雪が積もっている中で迎えたいものですね。

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 NGC660 うお座 棒渦巻銀河:SBa 10.8等 09月04日00時04分 ISO6400 30秒 20枚合成

最近では新聞紙上でも「月面エックス」を取り上げて報じるところもあるくらいメジャーな現象??となった、月のクレーターが光と影でつくる「X状」の輝き。その昔は、それすら取り上げることもなかった現象ですが、最近では「X」に加えて「L・V・A・O」など等、どんどんと増えています。個人的には、これらより欠け際のクレーターの稜線が、漆黒の宇宙に飛び地のように光り輝く現象の方がみていて楽しいと思います。これは、周囲との明るさの差が大きく、撮影するのが案外と難しい現象です。目で見ると間単にみえるのに、写すと上手くいかない。そんな困難度の高いほうが・・。さて銀河ですが、かなり「ひねり」の効いた姿をしています。合わせて銀河を取り巻く暗黒帯が「X」を思わせるように交差していて、月面エックスならぬ銀河エックス!そんな姿です。こちらは、似たものは余りありません。撮影するもの少々機材と時間が必要、紙面で紹介される日は、おそらく来ないでしょうね。。