今朝は曇り空、空気はひんやりしています。
昨夜は予定通りの星空（準満月）を迎えましたが、やはりというか夜半前には曇り空
撤収して夜半過ぎの新彗星と夜明けの惑星を撮ろうかと思いましたが、思いは粉砕・・
手元に残ったのは昨夜前半の天体だけでした。
まず満月級の空で写るのか? それさえ疑問だった 2019Y4 ATLAS 彗星です。
2019Y4 ATLAS彗星 05月05日20時12分 ISO3200 30秒 27枚彗星核基準合成 C14+れ
準満月下でしたが写して直ぐに核の存在に気が付きました。が、もし初めて彗星を写した方だと「どこに?」という感じです。それでも満月級の月光がなければ、もっとしっかりとした姿をみることが今も出来そうです。少なくとも崩壊した核は、まだ一部? は生き残っていて活動を継続しているようです。随分と小さくなりましたが核がキラリとみえていますので、もう少し、近日点に向かう姿を捉えることが出来そうです。また月明かりがなくなるころに。
金星 左:05月05日19時28分 右:03月25日19時21分 共にMT160＋ｺﾚｸﾀｰ
3月と同じ機材、同じようにピクセル等倍で作り上げていますので、そのまま、大きさの比較ができるようにしています。望遠鏡で見てみましたが、あっという間に随分と細くなりましたね～。このあと今月の末には、天球上の位置も大きく変わり太陽との離角が小さくなってゆきます。それに伴って見掛けの大きさが大きくなり、今よりも更に細長い姿に。。宵空で撮影できるチャンスも、残り少なくなってきました。時間が経つのは案外と早いものです。中旬以降は、夜明けの彗星にもチャレンジしたいですし、晴れるといいな～
夕景 5月5日18時38分 随分と真西から北側へ移動しました。夜を短く感じる季節到来。
