nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

火星軌道の内を 2021A2 NEOWISE 彗星 2/12

今朝は曇り、発達した低気圧の影響はほぼ無く、周辺とは隔世の感のある状況です。

本道も「数年に一度の猛吹雪」になっている所はあるのですが

我が家は、その風に助けられています。

低気圧はゆっくりと衰弱して、明日朝に石狩湾付近へ・・というのが最新のストーリー

まぁ明日になってみないと、ちょっと怪しいですが。。

東北地方から本道では、多くの家屋の屋根が飛んだり、強風にあおられ怪我をされた方も

東北地方では地震の影響で断水している町も複数、早く元に戻りますように。。

我が家では、今日は少し日差しも戻りそうです。

と言っても晴れて星空が拡がる見込みは目途が立たず。明日からは雪の日々に逆戻り

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  2021 A2 NEOWISE 彗星 02月12日20時49分 ISO6400 30秒 19枚彗星核基準合成 C14+れ

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   同 C14+れ オリジナル領域 上はピクセル等倍を 50% 縮小後にトリミング

撮影時のイメージでは、もう少し彗星独特の色合いが出るかな?と感じていましたが、処理がへたくそで今一です。50%でトリミングしたものをみると北側(上)にわずかにコマ・尾?が広がっている様です。撮影時に彗星は、火星軌道の少し内側を進んでいます。軌道要素をみると「離心率」が 1 よりも大きいので、二度と太陽に近づくことのない軌道を進んでいます。さて二度と戻らないといえば「オウムアムア」・・という、太陽系外からやってきた初の彗星?といわれた天体がありました。その天体について、最近米国ハーバード大学 天文学の重鎮の方が「あれは人工物」と驚きの発言をしています。動きが怪しく、姿の詳細は不明・・わかっていることは「はまき型」で上辺がのっぺりとしているらしいこと、ついでに原因は不明でも軌道が急速に変わったこと。。などがあげられます。重鎮によると「のっぺりとした上辺は太陽電池」、軌道を急速に変えた事こそ人工物である可能性の証拠だと・・。真実は既にはるか遠くの宇宙を旅しているのでわかりません。が、偶然付けられた名前は「使者」を意味する言葉。まさに宇宙からの使者が乗った乗り物だったのでしょうか??謎~~