今朝は曇り空、空気は冷たく遠く山並みが見通せる澄んだ状態
さて今日は 12年前の午後 2時46分に起こった巨大地震、その後の津波被害・・
「 3.11 」と呼ばれる東日本大震災 & 大津波の発生した日です。
未だ行方不明の方が 2500名余りいると報じられていました。
12年経っても家族の元に戻れない方々が・・小さな集落ほどの人数です。
当然、戻らない家族を思う方々は、その何倍にもなるでしょう。
止める事の出来ない自然災害は、人間の力では、どうにもなりません・・
今日の NHK NEWS Web の中に「人の命を守る人の命を考えたことがありますか?」と
当時は自分自身も、人の命を守る側にいたのでタイトルだけで色々な思いが巡ります。
色々な場面で、人の死を見るのは辛いものです。守りたい、と思うも叶わず
余りに多くの死を仕事の中で見てきました。手が届かず、思いも届かず
その中の一つが「 3.11 」です。。鮮明に憶えています。
そして今でも心からご冥福をお祈りしています。静かに・・そして安らかにと。。
マルカリアンの銀河鎖 MT160+レデューサー(776mm)
昨日、惑星に次ぐ「準惑星 ケレス」を撮影するために・・と紹介しましたが、写す機材を変えると色々な選択肢がでてきます。もちろん 7等星なので、小さなレンズ・三脚にカメラでも存在を写すことが可能です。が・・・星とは「星の数ほど・・」と云われるように、写っている星の中で、どれがケレスなのか?見つけ出すのは慣れている方でないと案外と難しいものです。私が持つ機材で写す場合も選択肢は幾つもあって、その中で画的に良いかも!と思えるのが 3月14日夜、この夜 ケレスは上に示したマルカリアンの銀河鎖の東側、すぐそばにあります。これを 35mm フル規格の 300mm 望遠レンズで追尾撮影すると・・
300mm 望遠レンズで写す by ステラナビゲータ Ver 10 ( 3月15日午前 0時 )
300mmのフレームは黄色の線、こんな風にケレスを一緒に写し込むことが出来ます。銀河は明るいものでも 10等前後なのでケレスを見出すのは容易なはずです。日が経つとケレスは逆行中なので西へ西へ動いています。春は銀河の季節、出来れば準惑星と銀河が一緒なら記念としては良いかも!と想像します。これも平和のおかげ、苦労された多くの先人達の恩に報いる様に生きたいですね。生きる事を託されていると思いながら・・