nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

春へ GO!GO!お月様 & M100 に接近!ケレス

今朝はもちろん快晴!そして今夜も・・

昨年の夏・秋・冬と散々な日々が続いていましたが、ここ数日で取り返せるような気が

北海道の初夏 = 本州の梅雨、なので、ある意味「表と裏」の関係ですが

ここ数年は北海道でも「梅雨入り」?と感じるほどの天候続きなので、その裏返し

本州が梅雨の明ける頃・・5月下旬以降は、梅雨入りし不純な天候になるのかも

温暖化の影響?子供の頃の天候サイクルが狂っている。そんな気が、ここ数年します。

ま、そんな先の事は考えずに・・とりあえず春らしい日が続く北海道

今夜も何か撮りますか。。

 月 03月27日21時06分 ISO400 1/1250秒 合成なし MT160+れ 776mm 月齢 5.7 日

 衝を迎える準惑星ケレス M100 に近く  03月27日20時46分 ISO6400 30秒 28枚合成

二つの画像は、全く同じ機材で写しています。ただし月はオリジナルを 50% に縮小してトリミングしてあります。が・・それでも下の M100 と 準惑星ケレス(セレス)は、月の見かけの大きさよりも接近した状態にあります。準惑星ケレスは太陽の周りを 4.6 年で一周しています。ほぼ円軌道で、所謂「小惑星帯(アステロイドベルト)」の中に浮かんでいます。そのものは直径 900km 余りで、地球の衛星「月」の 3500km に比べれば小さな存在ですが、四大小惑星のひとつと云われるように太陽系を構成する天体の中では、まぁ大きな存在です。衝を迎えて太陽・地球・ケレスが直線状に並んでいます。最も見やすい頃といわれ明るさは 7等星、同じ準惑星となった冥王星の 14等星に比べれば、驚くほど明るく見えています。と云われても・・普通の人は肉眼では見えない世界に浮かんでいます。星は「星の数ほど」と云われ、肉眼で見える全てを数えた人によると、その数 6000 個余り・・恐ろしく地道な観測をされた方、ウィリアム・ハーシェル・・のちに銀河系と云う天体を提唱された方、私達の知識は、過去の偉人の上にあります。些細なことも、普段の事も、知識や技術は色々な方の苦労の上にあります。それを大切にして後世につなぐためにも「平和」な世を継続しなければ、そう思います。神と共に・・

 夕景 03月28日17時50分 少々気がせってしまい、太陽は 52分ま見えていました。