今朝は曇り、未明に彗星を・・なんて考えていたら、すっかり予想が外れ
昨夜は雷ゴロゴロ & 雨、ついでに曇り空
思いの他、寒気の影響が強く・・ちょっとした寒冷前線通過、的な天気
その前線が通過して、一時、強制的に晴れ模様
隙間があれば金星なら見える。とばかりにカメラと三脚で撮影に。。
でもね、星がみえる = 快晴とはいかないもの、結果は残念な一枚になりました。
金星と天王星の接近 03月31日19時31分 135mm F2.8 ISO200 1秒 固定撮影
金星は、ただでさえ明るいのに薄い雲で光芒が肥大して月の様、一方の天王星は雲の隙間で存在が認められる程度・・なんとも悲しい一枚が残りました。これでも背後には雷雲があって稲光、外に出て撮るだけでも変わり者・・そんな状況です。一応、同じ 135mm で写した昨日の月を同じ縮尺になるようにして添付、ざっと月の視直径よりも二つの惑星は離れていたことが解ります。金星はマイナス 4等星、一方の天王星は 6等星、両星の光度差は 10等・・4000倍ほどの輝きの差です。一応、視力の良い方ならば両星ともに認められるので、二つの星が接近している様子がみえる。はずです。このあとは金星は更に天王星の北を通り、どんどんと左上に移動していきます。そんな様子を地道に追いかける天文マニアもおりますが、私はこれで記念の一枚を撮って終了です。
参考に・・プラネタリウムソフトでシミュレートした結果がこちら
同時刻 黄色い枠線が 135mm のフレーム by ステラナビゲータ 10